タロットカードの一覧を探していても、探し方は人によってばらばらです。番号で引きたい人、英語名で引きたい人、大アルカナだけ見たい人。目的が違えば、必要な一覧の形も変わります。
この記事は78枚への索引として、番号・スート・対応要素・英語名という4つの入口から目当てのカードへたどり着けるようにまとめたものです。カードの意味そのものは書かないので、意味は意味一覧の記事へ送ります。


【一言でいうと】タロットカードは78枚=大アルカナ22枚+小アルカナ56枚。一覧は4つの入口から引ける

タロットは大アルカナ22枚と小アルカナ56枚、合わせて78枚で1組です。一覧を頭から覚える必要はなく、目的に合った入口から引くほうが早く目当てに着きます。
この記事が用意している入口は次の4つです。
- 番号から引く(大アルカナ0〜21。8と11の版差もここ)
- スートから引く(小アルカナ56枚の並びの規則)
- 対応要素から引く(元素・星座・惑星との対応)
- 英語名から引く(海外デッキや洋書を読むとき)
番号から引く|大アルカナ0〜21の番号と名前の対応

0番から21番までの通し表
まずは番号順の対応です。意味は載せていないので、気になったカードは右端から個別の解説へ進んでください。
| 番号 | 日本語名 | 英語名 | 詳しくは |
|---|---|---|---|
| 0 | 愚者 | The Fool | 愚者の解説 |
| 1 | 魔術師 | The Magician | 魔術師の解説 |
| 2 | 女教皇 | The High Priestess | 女教皇の解説 |
| 3 | 女帝 | The Empress | 女帝の解説 |
| 4 | 皇帝 | The Emperor | 皇帝の解説 |
| 5 | 教皇(ハイエロファント) | The Hierophant | 教皇の解説 |
| 6 | 恋人 | The Lovers | 恋人の解説 |
| 7 | 戦車 | The Chariot | 戦車の解説 |
| 8 | 力(版により正義) | Strength | 力の解説 |
| 9 | 隠者 | The Hermit | 隠者の解説 |
| 10 | 運命の輪 | Wheel of Fortune | 運命の輪の解説 |
| 11 | 正義(版により力) | Justice | 正義の解説 |
| 12 | 吊るされた男 | The Hanged Man | 吊るされた男の解説 |
| 13 | 死神 | Death | 死神の解説 |
| 14 | 節制 | Temperance | 節制の解説 |
| 15 | 悪魔 | The Devil | 悪魔の解説 |
| 16 | 塔 | The Tower | 塔の解説 |
| 17 | 星 | The Star | 星の解説 |
| 18 | 月 | The Moon | 月の解説 |
| 19 | 太陽 | The Sun | 太陽の解説 |
| 20 | 審判 | Judgement | 審判の解説 |
| 21 | 世界 | The World | 世界の解説 |
番号8と11が入れ替わる理由
ウェイト版(ライダー版)では8が力、11が正義とされることが多い並びです。一方、マルセイユ版では8が正義、11が力とされることが多い並びになります。
どちらかが誤りというわけではなく、成立した時期と体系が違うために生じた並びの差です。片方の版の番号を、もう片方の版の解説で読むと必ず食い違います。
手元のカードと解説書が食い違ったときの照合手順
順番は3段階です。まずカードの絵柄の上下に書かれた番号表記を見て、次にそのデッキがどの版かを確認します。
最後に、その版に合わせた解説を使います。デッキに付属している小冊子は、そのデッキにとっての一次情報なので、迷ったらそこへ戻るのが確実です。
「22番」が無いという数え方のつまずき
大アルカナは0番から始まるため、通し番号の最後は21番です。0から21まで数えると22枚になり、「22番のカード」は存在しません。
一覧で「22」という数字を見かけたときは、番号ではなく枚数を指していると考えてください。ここを取り違えると、1枚足りない気がしてしまいます。
スートから引く|小アルカナ56枚の並びには規則がある

4スート×14枚=56枚という掛け算
小アルカナは4つのスートに分かれ、各スートが14枚で構成されています。4×14で56枚になるという単純な掛け算です。
この構造さえ押さえておけば、56枚を頭から覚える必要はありません。「スート+数字」という座標で場所を特定できる並び方だからです。
各スートの内訳と別名
1スートの内訳は、数札10枚(エースから10)とコートカード4枚(ペイジ・ナイト・クイーン・キング)です。解説書によって呼び名が変わることがあるので、別名も並べておきます。
| スート | 日本語でよく使われる呼び名 | 別名 | 1スートの内訳 |
|---|---|---|---|
| Wands | ワンド | バトン/棒/杖 | 数札10枚+コートカード4枚 |
| Cups | カップ | 聖杯 | 数札10枚+コートカード4枚 |
| Swords | ソード | 剣 | 数札10枚+コートカード4枚 |
| Pentacles | ペンタクル | コイン/ディスク/金貨 | 数札10枚+コートカード4枚 |
コートカードの階級の並び
階級はペイジ、ナイト、クイーン、キングの順に並ぶのが一般的です。デッキによってはプリンセスやプリンスといった呼び名が使われることもあります。
階級名が違っても、4枚1組という構造は共通しています。呼び名で迷ったら、その位置が何番目の階級かで対応を取ってください。
対応要素から引く|元素・星座・惑星との対応一覧

4スートと四大元素の対応
ワンドが火、カップが水、ソードが風、ペンタクルが地に対応するとされることが多い組み合わせです。星座占いに親しんでいる人なら、この配当は見覚えがあるはずです。
この対応を知っていると、カードを一覧の中で位置づけやすくなります。図解には、各元素に配当される星座と、その星座に配当される大アルカナまで並べました。
惑星や元素そのものに配当される大アルカナ
12星座に配当されるカード以外は、惑星や元素に配当されるという整理のしかたがあります。こちらも黄金の夜明け団系の体系として広く紹介されているものです。
たとえば魔術師は水星、女教皇は月、運命の輪は木星に配当され、星座側では節制が射手座に置かれます。元素そのものに配当されるのは愚者・吊るされた男・審判の3枚で、星座12・惑星7・元素3を足すと22枚に収まります。
| 配当 | 対応する大アルカナ | 番号 |
|---|---|---|
| 水星 | 魔術師 | 1 |
| 月 | 女教皇 | 2 |
| 金星 | 女帝 | 3 |
| 木星 | 運命の輪 | 10 |
| 火星 | 塔 | 16 |
| 太陽 | 太陽 | 19 |
| 土星 | 世界 | 21 |
| 元素の風 | 愚者 | 0 |
| 元素の水 | 吊るされた男 | 12 |
| 元素の火 | 審判 | 20 |
流派によって割り当てが違う点に注意
ここに挙げた配当は、広く紹介されている体系の一つです。占星術の流派やデッキの作者によって、別の割り当てを採る場合があります。
唯一の正解として覚えるのではなく、自分が使っているデッキの体系に合わせて選ぶものと考えてください。デッキの小冊子に配当が書かれていれば、それが優先です。
英語名から引く|海外デッキや洋書の解説を読むときに

大アルカナ22枚の英語名
大アルカナの英語名は、上の通し表の3列目にまとめてあります。The Fool から The World まで、番号順に並べてあるので照合に使ってください。
洋書では The が省かれて Fool、Magician と表記されることもあります。番号が一致していれば同じカードだと判断して差し支えありません。
スート名と階級名の英語表記
スートと階級の英語表記も押さえておくと、洋書の目次を追えるようになります。
| 区分 | 英語表記 | 日本語での呼び名 |
|---|---|---|
| 階級 | Page | ペイジ(小姓) |
| 階級 | Knight | ナイト(騎士) |
| 階級 | Queen | クイーン(女王) |
| 階級 | King | キング(王) |
| 札の区分 | Major Arcana | 大アルカナ |
| 札の区分 | Minor Arcana | 小アルカナ |
| カードの向き | Upright | 正位置 |
| カードの向き | Reversed | 逆位置 |
付属の小冊子が英語のときの読み進め方
海外デッキに付いてくる小冊子は、カード名・キーワード・簡単な解説という構成であることが多いです。まずカード名と番号だけを拾って、日本語の一覧と突き合わせます。
対応が取れたら、あとは日本語の解説を併用して構いません。英語を訳し切ることより、どのカードの話をしているかを取り違えないことのほうが大事です。
カードの画像やPDFの一覧を探している人へ

絵柄には権利が及ぶものがあります
タロットの絵柄には、版元や作家の権利が及ぶものがあります。一覧画像を無断で複製したり、再配布したりしないようにしてください。
個別の可否は作品や国によって異なるため、この記事では断定しません。判断に迷う場合は、権利者や専門家にご確認ください。
自分用の早見メモは手書きが早い
覚えるためだけなら、番号と名前を手で書き出した紙がいちばん早く身につきます。書く過程で番号の並びが手に入るためです。
スマホに保存した一覧を見ながら引いても構いませんが、通知で流れが切れやすい点だけ気にしておくとよいでしょう。
出典の分からない一覧は鵜呑みにしない
ネット上の一覧は、どの版を前提にしているかが書かれていないことがあります。8と11の並びを見れば、どちらの版に沿っているかの見当は付きます。
デッキに付属する小冊子が、そのデッキにとっての一次情報です。迷ったら手元の小冊子に戻ってください。
一覧を見ても自分のケースに落とせないときの選択肢

番号も英語名も対応要素も揃えて、一覧はもう手元にある。それでも「このカードが自分の状況ではどう働くのか」だけは、一覧のどこにも書かれていません。
一覧は地図であって、いま自分が立っている場所の説明ではないからです。地図と現在地を重ねる作業は、どうしても人の手が要ります。
番号だけ控えておけば話が早い
誰かに読んでもらうときは、出たカードの番号と正逆だけ控えておけば足ります。名前の表記ゆれがあっても、番号があれば取り違えが起きません。
使っているデッキの版も一緒に伝えられると、なお確実です。8と11の並びが違うだけで、読みは変わってしまいます。
聞く範囲を先に決めておく
一覧を眺めているうちは話が広がりやすいので、聞きたいことを1つに絞っておくと時間を無駄にしません。使う時間と金額の上限も先に決めておくと安心です。
強い断定や、不安を強めてから高額なものへ誘導する勧誘には距離を取ってください。
あわせて、占いに委ねない領域も決めておくと安心です。医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。
\ 最新の料金・特典は公式サイトで /
引いたカードの番号をそのまま伝えて相談したいときの一例です。料金は1分あたり180〜600円(20円単位・22段階/執筆時点2026年8月・税込/税抜の別は公式サイトでご確認ください)で、初回特典の条件は公式サイトでご確認ください。
タロットカードの一覧についてよくある質問
※本記事のタロットの解釈は伝統的な解釈・心理的な観点に基づく一般的な傾向であり、科学的に効果や的中を保証するものではありません。参考の一つとしてお読みください。
まとめ|78枚は「覚える」のではなく「引ける」ようにする
タロットは大アルカナ22枚と小アルカナ56枚で78枚。番号・スート・対応要素・英語名という4つの入口を持っておくと、目当てのカードに一発でたどり着けます。
番号で引くときにいちばん引っかかるのが、8と11の並びの差です。カードの番号表記からデッキの版を確認し、その版の解説を使えば食い違いは消えます。
小アルカナは「スート+数字」の座標で位置が決まります。56枚を頭から覚える必要はありません。
まずは自分に合う入口を1つだけ決めてみてください。番号でも英語名でも、決めた入口から引く習慣が付けば一覧は使える道具になります。