タロット・カード占い 大アルカナの意味

タロット悪魔の意味は執着と解放|正位置・逆位置と恋愛の読み方

本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。

離れたほうがいいと分かっているのに離れられない。そんな関係のことを占って悪魔が出ると、自分の弱さを指摘されたように感じてしまいます。

ただ、絵をよく見ると、2人の首にかかった輪はゆるく、頭を通せば外せる大きさで描かれています。この記事では、編集部がウェイト版(ライダー版)の伝統的な解釈を整理し、正位置・逆位置から相手の気持ち・恋人との違いまでをまとめました。

相談者
相手の気持ちに悪魔が出ました。最悪のカードだと書かれていて、自分が悪いのかと落ち込んでいます。
占い師
最悪のカードという扱いはしません。悪魔が示すのは「抜け出せない状態」ではなく、「いまはまだ抜けない選択をしている状態」として読まれます。責めるためのカードではないので、まずは落ち着いて読み進めてくださいね。

【一言でいうと】タロットの悪魔は「抜けられない」ではなく「抜けない選択をしている」ことを示すカード

窓辺のテーブルでキャンドルの脇にタロットカードを並べる女性の手元
写真はイメージです

悪魔は大アルカナ15番、英名は The Devil です。台の上に座る有角の存在と、その足元で首に輪をかけられた男女が描かれています。

強い言葉が並ぶカードですが、絵の輪はきつく締まっていません。悪魔が示すのは、外せないものではなく、まだ外していないものだと読むと、受け止め方が変わります。

この記事の要点

  • 悪魔は大アルカナ15番。正位置は執着・依存・強い引力・悪循環として読まれる
  • 逆位置は「弱まる(執着が薄れる)」「裏返る(目が覚める)」「過剰(悪循環が深まる)」の3方向
  • 絵の首の輪はゆるく、頭を通せば外せる大きさで描かれている
  • 情熱・魅力・現実的な成果という前向きな読み方も伝統的に存在する

悪魔の基本キーワード(正位置・逆位置の早見)

先に全体像を置いておきます。場面ごとの読み方は、このあとの見出しで順に扱います。

項目 内容
番号 大アルカナ15番
英名・読み方 The Devil(ザ・デビル)
結びつけられる星座 山羊座(デッキや解説書によって扱いが異なります)
正位置のキーワード 執着/依存/強い引力/離れがたさ/悪循環
逆位置のキーワード 執着が薄れる/目が覚める/距離を取る/悪循環が深まる
絵柄の主な要素 台の上の有角の存在/ゆるい首の輪/うつむいた2人/逆さの五芒星/下向きの松明

※キーワードや対応する象徴はデッキ・解説書によって表現が揺れます。上表は広く紹介されている整理を編集部がまとめたものです。

悪魔に「いい意味」はあるのか

結論から書くと、前向きな読み方もあります。強い引力、情熱、現実的な成果、商才といった意味は、伝統的に語られてきたものです。

執着という語も、裏を返せば強く惹かれているということです。悪魔は良し悪しを判定するカードではなく、引力の強さを映すカードとして読まれます。

大アルカナ15番としての位置づけ(節制14のあと・塔16の前)

大アルカナの並びでは、節制(14)のあとに悪魔(15)が置かれます。整えていたバランスが、強い引力に傾く段階という流れです。

次に来るのは塔(16)で、外から急に形が崩れるカードとされます。整える、傾く、崩れるという順番で覚えると読み分けやすくなります。

悪魔の絵柄とモチーフ|鎖は、頭を通せば外れる大きさで描かれている

図解:悪魔の絵柄と意味の対応
当メディア編集部作成

悪魔の絵は、印象だけで読むと怖いカードで終わります。読みどころは、2人の首にかかった輪の大きさです。

輪は首にぴったり締まっておらず、余裕があります。頭を通せば自分で外せる大きさで描かれているという点が、このカードの読み替えの根拠です。

ゆるい鎖が示すもの

外せるのに外していない。この構図から、悪魔は「できない」ではなく「していない」を示すカードとして読まれます。

2人はうつむいており、上にいる存在を見上げてもいません。気づいていないから外していない、という読み方が紹介されています。

逆さの五芒星と松明が示すもの

頭上の五芒星は逆さに描かれ、価値の順番がひっくり返っている状態を示すとされます。大事にしたいものが後回しになっている局面という説明です。

手にした松明は下を向いています。本来は照らすための灯りが、そうなっていないという細部です。山羊座との対応から、現実的な欲や成果と結びつけて語られることもあります。

悪魔の正位置の意味|執着・強い引力・抜け出しにくい循環

笑顔でタロットカードを並べる女性
写真はイメージです

正位置の悪魔は、強く惹かれている状態を示すと読まれます。理屈で説明できない引力が働いている局面です。

ここでの執着は、責めるための言葉ではありません。それだけ強く引き寄せられている、という事実の記述として受け取るほうが、次の一手を考えやすくなります。

正位置のキーワード一覧(執着・依存・強い引力・快楽・悪循環)

キーワード 場面に置き換えると
執着 手放したくない気持ちが強く働いている状態
強い引力 理由を説明できないまま惹かれている場面
離れがたさ 距離を取ろうとしても戻ってしまう局面
快楽 その場の心地よさが判断より前に出る場面
悪循環 同じやり取りが繰り返されている状態

正位置の別の読み方(情熱・魅力・現実的な成果として読む場合)

仕事や創作の位置では、同じ引力が集中力や情熱として働くと読まれます。手放せないほど打ち込める対象がある、という読み方です。

人を引きつける魅力や、現実的な成果を出す力として語られることもあります。悪魔が出たからといって、状況を否定的に決めつける必要はありません。

悪魔の逆位置の意味|執着が薄れる・目が覚める・悪循環が深まるの3方向

タロットカードを扇状に広げて見つめる女性
写真はイメージです

逆位置は「解放」と説明されることが多いカードです。ただし、必ず好転するという読み方は正確ではありません。

逆位置は「弱まる」「裏返る」「過剰になる」の3通りで読む考え方があります。解放の方向もあれば、循環が深まる方向もあります。

逆位置の3方向(弱まる=執着が薄れる/裏返る=目が覚めて距離を取る/過剰=悪循環が深まる)

あなたの状況 どの方向か 読み方 取りたい姿勢
気持ちが少しずつ落ち着いてきた 弱まる 引力が弱まり、距離が取りやすくなっている 戻りやすい習慣を一つ変える
状況を客観的に見られるようになった 裏返る 気づきが生まれ、離れる選択肢が見えている 誰かに状況を話してみる
やめようとして反動が出ている 過剰になる 反発が強まり、循環が深まっている 一気にやめず、間隔を広げる

※上表は解釈の整理であり、実際の出来事や相手の心情を判定するものではありません。参考の一つとしてお読みください。

逆位置で取りたい姿勢(対策・アドバイスとして読む場合)

逆位置が出ても、離れることが確定するわけではありません。3方向のどちらに傾いているかで、読み方は大きく変わります。

意志の強さの問題として扱わないことも大切です。仕組みや習慣のほうを一つ変えるほうが、実際には動きやすくなると語られます。

相手の気持ちで悪魔が出たときの読み方

赤い壁の部屋でノートパソコンを挟んで向かい合い話す二人の女性
写真はイメージです

相手の気持ちの位置に悪魔が出ると、遊びなのではないかと考えてしまいます。ただ、このカードが相手の本気度を判定することはできません。

正位置は「強く惹かれている、または離れがたく感じている局面」、逆位置は「気持ちが揺れている、または距離を取ろうとしている局面」として並べて見ると整理しやすくなります。

場面 正位置の読み方 逆位置の読み方
相手の姿勢 強く惹かれ、離れがたく感じている 気持ちが揺れている、または距離を置こうとしている
関係の段階 同じやり取りが続きやすい段階 形が変わりはじめる段階
連絡の取り方 間隔が短く、途切れにくい 波が出て読みにくくなりやすい
読むときの姿勢 本気かどうかを断定しない 距離を拒否の証拠として読まない

※カードは相手の内面を証明するものではありません。関係を言葉にして整理するための道具として使われます。

片思い・交際中で出たとき(正位置・逆位置)

片思いの位置に出た場合、相手にも強い引力が働いている段階として読まれます。ただし、それが好意なのか習慣なのかまでは示されません。

交際中の位置では、離れがたさが関係を支えている局面と読まれます。逆位置なら、そのバランスが変わりはじめている時期という読み方が紹介されています。

復縁・未練の場面で出たとき

復縁の位置に出たときは、双方に引力が残っている段階として読まれます。結果を示すカードではないため、可否を判定する材料にはなりません。

未練という語も、否定的な評価としては扱いません。まだ気持ちが動いている状態、という事実の記述として受け取るほうが実際に役立ちます。

恋愛・複雑な関係で悪魔が出たときの読み方

ベッドの上でピンクのハートを両手で包む女性を後ろから写した写真
写真はイメージです

悪魔は、周囲に話しにくい関係の位置で引かれることの多いカードです。当メディアは、関係の是非を判定しません。

離れがたさが強い局面として読まれることがあるという範囲にとどめ、当事者を責める書き方はしません。

離れがたい関係で出たときの考え方

同じやり取りが繰り返されているとき、悪魔は状況をそのまま映すカードとして出ると読まれます。原因を自分の性格に求める必要はありません。

会う頻度、連絡の時間帯、断りにくい流れなど、繰り返しを作っている仕組みのほうを見てみてください。気づいた時点で、輪はゆるんでいると読まれます。

複雑な関係・けじめの場面での読み方

既婚者との関係や、周囲に説明できない関係の位置でもこのカードは出ます。是非を裁くのではなく、いまの状態を確かめる材料として扱ってください。

※慰謝料や離婚など法律とお金が絡む可能性がある場合は、占いではなく必ず弁護士等の専門家にご相談ください。

仕事・金運・買い物で悪魔が出たときの読み方

木のテーブルで紙幣を数える女性の手元とノート・電卓・レシート
写真はイメージです

悪魔は恋愛以外の位置でも引かれます。仕事やお金の場面では、続けている状態そのものが読みどころになります。

惰性で続いている面と、強く集中できている面の両方で読むのが、このカードらしい受け取り方です。

仕事・転職での読み方(惰性と集中の両面)

仕事の位置では、抜け出せない環境として読まれることもあれば、強い集中で成果が出る局面として読まれることもあります。どちらかに決めつけないほうが当てはめやすくなります。

転職の位置に出た場合も、可否を示すものではありません。辞めるべき、続けるべきという判断をカードから導くものではありません。

金運・買い物での読み方

金運の位置では、使いどころが偏っている局面として読まれます。買い物やサブスクなど、繰り返しの支出と結びつけて語られることもあります。

借入や投資に関わる判断は、占いを根拠にしないでください。支出が生活に支障を及ぼしていると感じる場合は、消費生活センターなどの公的な相談窓口を利用できます。

※医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。

抜け出したいと感じたときの考え方|距離の取り方と相談先

観葉植物のある部屋で黒い固定電話の受話器を持ち微笑む女性
写真はイメージです

この見出しは、指示ではなく選択肢として読んでください。いま離れるべきかどうかを、この記事が決めることはできません。

気づくこと、いったん離れて眺める時間を作ること、一人で抱えないこと。悪魔のカードで語られてきたのは、この3つです。

距離を取るために考えられること

今できそうなこと 急がなくてよいこと
繰り返しを作っている習慣を一つ書き出す 関係そのものを今日で決めること
連絡や訪問の間隔を少しだけ空けてみる 一切の連絡を突然断つこと
関係の外の予定を一つ入れる 自分の意志の弱さを責めること
話せる相手を一人だけ決めておく 誰にも言わずに抱え続けること

一人で抱えきれないときの相談先

誰にも話せない状態が続くと、選択肢そのものが見えにくくなります。話す相手を持つことは、決断とは別に意味があります。

※買い物やお酒などで生活に支障が出ている場合は、公的な相談窓口や医療機関にご相談ください。本記事は診断や治療に関する助言を行うものではありません。

悪魔と恋人の違い|同じ構図のまま、輪をかけられた側から見る

図解:悪魔と恋人の鏡像を比べる
当メディア編集部作成

悪魔の2人は、恋人(6)とまったく同じ配置で描かれています。違うのは、上にいるのが大天使ではなく自分たちが作り出した存在で、2人がうつむいている点だけです。

同じ形のまま向きだけが変わっているという構図が、悪魔を「抜けられない状態」ではなく「まだ選び直していない状態」として読む根拠になります。

悪魔(15)から見た恋人(6)|輪をかけた側と、外している側

観点 悪魔(15) 恋人(6)
上にいるもの 自分たちが作り出した支配者 見守る大天使
2人の状態 ゆるい輪をかけられ、うつむいている 何も隠さず、上を向いている
示す関係 選び直していない、離れがたい関係 自分で選んでいる関係
読むときの視点 なぜ選び直していないか 何を選ぶか

※どちらが良いカードという優劣づけはしません。関係の状態を見分けるための整理です。

法王(5)との関係(社会の規範/個人の欲求という対比)

法王(5)は、社会に認められた形や規範を示すカードとされます。悪魔はその反対側で、個人の欲求や本能を担当します。

2枚が並んで出たときは、社会の枠と自分の気持ちがぶつかっている局面として読まれることがあります。どちらかを否定するのではなく、両方あることを前提に読みます。

悪魔が出て、続けるか離れるか決められないときは

木にもたれて背を向け合う二人
写真はイメージです

悪魔は「離れがたい局面」を示すカードとされますが、どうするかまでは教えてくれません。誰にも言えずに抱えているほど、判断は重くなります。

誰にも言えない話ほど、一人の中では同じところを何度も回ります。外に出して事実と気持ちを分けると、状況の輪郭がはっきりすることがあります。

電話・チャットで相談する方法

名前を明かさずに話せる電話占いは、身近な人には切り出しにくい関係の相談先として使われています。続けるか離れるかを決める前に、いま何が自分を引き止めているのかを言葉にしていけます。

1分あたりの相場は税込200〜400円前後で、執筆時点(2026年7月)に各社公式サイトへ掲載されている金額を確認しています。利用時間が長くなりやすいサービスのため、あらかじめ上限を決めておくと安心です。

\ 最新の料金・特典は公式サイトで /

電話占いヴェルニ 公式サイトはこちら

最新の料金・特典の条件は公式サイトでご確認ください

タロットの悪魔についてよくある質問

Q悪魔は最悪のカードですか?

Aそうした扱いはしません。執着や離れがたさを示す一方で、情熱・魅力・現実的な成果として読まれる面もあります。

Q悪魔は不倫を意味するカードですか?

A特定の関係を断定するカードではありません。離れがたさが強い局面として読まれることがある、という範囲にとどめるのが当メディアの方針です。

Q英語名と読み方、番号を教えてください。

AThe Devil と表記し、日本語ではザ・デビルと読まれます。大アルカナ15番で、節制(14)の次に置かれます。

Q逆位置は必ず解放を意味しますか?

Aそうとは限りません。執着が薄れる方向、目が覚める方向のほかに、反動で循環が深まる方向もあると読まれます。

Q時期はいつ頃と読まれますか?

A伝統的には長く続く局面として読まれてきました。ただし具体的な日付を示すものではないため、断定はできません。

Qイエス・ノーで引いたらどう読みますか?

A悪魔は結びつきの強さを示すカードのため、イエス・ノーの判定には向かないとされます。強く惹かれているという事実は読めても、可否は別のカードや設問の立て方で確かめてください。

Q恋人とどう読み分けますか?

A同じ構図ですが、2人が上を向いて解放されているのが恋人、輪をかけられてうつむいているのが悪魔とされます。選んでいるか、選び直していないかが目安です。

Q何度も悪魔が出るのはなぜですか?

A同じ状況が続いているためだと説明されることがあります。問いを繰り返すより、繰り返しを作っている習慣を一つ確かめるほうが整理は進みます。

※本記事のタロットカードの解釈は伝統的な解釈・心理的な観点に基づく一般的な傾向であり、科学的に効果や的中を保証するものではありません。参考の一つとしてお読みください。料金等は執筆時点(2026年7月)の各公式サイト情報です。医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。

まとめ|タロットの悪魔は「気づけば外せる」と伝えるカード

悪魔は大アルカナ15番、ゆるい輪をかけられた2人が描かれるカードです。示されるのは抜け出せない状態ではなく、まだ外していない状態だと読まれます。

逆位置も「必ず解放される」とは限りません。執着が薄れる・目が覚める・循環が深まる、の3方向で見ると、いまの位置が分かります。

-タロット・カード占い, 大アルカナの意味