「タロットを始めてみたいけれど、カードって何枚あって、どんな種類から選べばいいの?」——占いに興味を持って調べ始めると、まずこの入口でつまずく人が少なくありません。カードの仕組みや値段の感覚がつかめないまま、最初の1組を決めるのは勇気がいるものです。
この記事では、タロットカードの枚数や種類の全体像から、初心者の選び方、購入できる場所と価格の目安までを一気に整理します。鑑定を体験したという体裁ではなく、編集部が主要な解説書と各ストアの商品情報・口コミ傾向を調査してまとめました。本記事はプロモーション(Amazon・楽天等のアフィリエイトリンク)を含みます。


タロットカードとは?78枚の構成と何ができるか

タロットカードとは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚を合わせた計78枚を1組として使う、絵柄のカードです。それぞれの絵が象徴するテーマを手がかりに、いまの気持ちや状況を言葉にして整理する道具として使われてきました。
大アルカナは人生の節目や大きなテーマを、小アルカナは日常の細やかな機微を担当すると説明されるのが一般的です。カードは未来を言い当てるものではなく、考えや状況を別の角度から整理する参考になると言われています。
この記事の要点
- タロットカードは大アルカナ22枚+小アルカナ56枚の計78枚が基本の1組
- デッキには系統(ウェイト版・マルセイユ版・トートなど)があり、初心者はウェイト版が読みやすいとされる
- 最初の1組は「78枚フルデッキ」「日本語解説書付き」「絵柄で意味が読み取れる」の3点で選ぶと失敗しにくい
占いの結果はあくまで判断材料の一つで、どう動くかを決めるのは自分自身です。占い全体の位置づけや占術の違いをまず知りたい方は、タロット占いの基礎をまとめた記事もあわせてご覧ください。
タロットカードの主な種類(ウェイト版・マルセイユ版・トートなどの違い)

ひとくちにタロットといっても、カードの系統(デッキの種類)はいくつかに分かれます。代表的なのはウェイト版・マルセイユ版・トートの3系統で、さらに広い意味ではオラクルカードやルノルマンカードも同じカード占いの仲間として扱われます。
系統ごとに絵柄の様式や読みやすさは違いますが、どれが当たる・当たらないという優劣ではありません。初心者に向くとよく紹介されるのは、小アルカナにも情景が描かれ絵から意味を読み取りやすいウェイト版です。
| 系統 | 枚数の目安 | 絵柄の特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ウェイト版(ライダー版) | 78枚 | 全カードに人物や情景が描かれる | 絵から意味を読み取りたい初心者 |
| マルセイユ版 | 78枚 | 数札は記号中心の伝統的様式 | 古典的な様式に惹かれる人 |
| トート | 78枚 | 象徴が凝縮された独特の世界観 | 象徴や世界観を深掘りしたい人 |
| オラクルカード | 作品により自由 | 前向きな言葉が添えられる | 暗記なしで手軽に始めたい人 |
| ルノルマンカード | 36枚 | 身近なモチーフで具体的に読む | 短い枚数で具体的に読みたい人 |
オラクルやルノルマンはタロットとは別系統ですが、入口として選ぶ人もいます。ルノルマンの読み方を詳しく知りたい方は、ルノルマンカードの意味と使い方の記事もどうぞ。系統ごとの種類をさらに体系立てて知りたい場合は、この記事の後半でも触れています。
タロットカードは何枚?大アルカナ・小アルカナと絵柄の見方

タロットの基本は78枚ですが、その内訳を知っておくと、種類選びも意味の勉強もぐっと進めやすくなります。78枚は「大アルカナ22枚」と「小アルカナ56枚」の2つのグループに分かれています。
大アルカナは0番の愚者から21番の世界まで番号が振られた、テーマ性の強い22枚です。一方の小アルカナは、4つのスート(記号)に分かれた56枚で、日常の場面を細かく描き分けます。
| グループ | 枚数 | 内容 | 担当するテーマ |
|---|---|---|---|
| 大アルカナ | 22枚 | 0愚者〜21世界の絵札 | 人生の節目・大きな流れ |
| 小アルカナ・ワンド(棒) | 14枚 | 1〜10+コート4枚 | 情熱・行動 |
| 小アルカナ・カップ(聖杯) | 14枚 | 1〜10+コート4枚 | 感情・愛情 |
| 小アルカナ・ソード(剣) | 14枚 | 1〜10+コート4枚 | 思考・言葉 |
| 小アルカナ・ペンタクル(金貨) | 14枚 | 1〜10+コート4枚 | 現実・お金・安定 |
カードには正位置(正しい向き)と逆位置(上下逆)があり、逆位置は意味が反転したり弱まったりする読み方があるとされます。ただし逆位置イコール不幸ではなく、そもそも逆位置を使わない流派もあります。慣れないうちは正位置だけで読むと混乱が減ります。
初心者のタロットカードの選び方3つのポイント

最初の1組は、値段や絵柄の好みだけで選ぶと後から使いにくさを感じることがあります。初心者がつまずきにくいのは、次の3つの基準で絞る方法です。カードを混ぜる前の段階で押さえておきましょう。
178枚のフルデッキかどうかを確認する
大アルカナ22枚のみの簡易版もありますが、慣れてくると表現の幅が欲しくなります。最初から78枚そろったフルデッキを選んでおくと、後から買い足す手間が省けます。
2日本語の解説書が付いているかを見る
海外版は解説が英語のみのことがあり、初心者が挫折しやすいポイントです。日本語解説書付きの1組を選ぶと、引いたカードの意味をその場で確認しながら練習できます。
3絵柄で意味を読み取りやすいかを確かめる
数札まで情景が描かれているデッキは、絵の印象から意味を引き出しやすいとされます。記号中心の様式に惹かれる場合はマルセイユ版、世界観を重視するならトートという選び方もあります。
「絵で意味を読みたいならウェイト版、伝統的な様式に惹かれるならマルセイユ版、独特の世界観に浸りたいならトート」——この3つの分かれ道で考えると、系統を1つに絞りやすくなります。
初心者に定番のタロットカードおすすめ3選

ここからは、初心者が最初に手に取りやすい定番を3点紹介します。順位は、78枚の絵柄の学びやすさ・入門者向け日本語解説書の分かりやすさ・入手のしやすさを基準にした編集部の総合評価です。効果を保証するものではなく、実在の定番デッキ・入門書に絞って挙げています。
第1位:ライダー版タロット スタンダード(日本語解説書付き)
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世界で最も広く使われているウェイト版の定番で、日本語解説書が付くセットは初心者の最初の1組として選ばれることが多い1組です。全78枚に情景が描かれ、絵の印象から意味をたどりやすいのが特長とされています。
ライダー版タロット スタンダードの基本情報
| 系統 | ウェイト版 |
| 枚数 | 78枚(フルデッキ) |
| 解説書 | 日本語付き(セットによる) |
| 価格の目安 | 2,000〜3,500円前後(税込・各ストア表示による・執筆時点) |
ライダー版タロット スタンダードの主要スペック
| フルデッキ | 78枚(欠けなし) |
| 日本語の解説書 | 付属セットあり |
| 絵柄 | 数札にも情景があり読みやすい |
| 向く人 | 絵から意味を読みたい初心者(独自性の強い絵柄が欲しい人には物足りない) |
ライダー版タロット スタンダードの口コミ・評判
Web上では「解説書付きで安心して始められた」「絵柄が分かりやすく意味を覚えやすい」という声が見られます。
第2位:ユニバーサル・ウェイト・タロット
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ライダー版の絵柄をやわらかく彩色し直した、ウェイト版の人気バリエーションです。落ち着いた色合いで長く使いたい人に選ばれています。基本の意味はライダー版と共通なので、解説書や情報も流用しやすい点が魅力とされています。
ユニバーサル・ウェイト・タロットの基本情報
| 系統 | ウェイト版 |
| 枚数 | 78枚(フルデッキ) |
| 解説書 | 版により付属 |
| 価格の目安 | 2,500〜4,000円前後(税込・各ストア表示による・執筆時点) |
ユニバーサル・ウェイト・タロットの主要スペック
| フルデッキ | 78枚 |
| 日本語の解説書 | 版により付属 |
| 絵柄 | やわらかい配色で読みやすい |
| 向く人 | 色味にこだわり長く使いたい人(はっきりした濃い色が好みの人には向かない) |
ユニバーサル・ウェイト・タロットの口コミ・評判
Web上では「色がやさしくて眺めているだけで癒やされる」「ライダー版と意味が同じで学びやすい」という声が見られます。
第3位:はじめてのタロット(鏡リュウジ/入門書)
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カードそのものではなく、カードと一緒にそろえたい入門書です。占術研究家の鏡リュウジ氏による解説で、カードの意味や引き方を基礎から学べる構成が初心者に支持されています。デッキと合わせて用意すると練習がはかどると言われています。
はじめてのタロットの基本情報
| 種別 | 入門書(デッキ付きのセット版もあり) |
| 著者 | 鏡リュウジ |
| 内容 | カードの意味・引き方の解説 |
| 価格の目安 | 1,500〜3,000円前後(税込・各ストア表示による・執筆時点) |
はじめてのタロットの主要スペック
| フルデッキ | 78枚デッキと併用(デッキ付き版もあり) |
| 日本語の解説書 | 全文日本語の入門解説 |
| 絵柄 | カードの絵の読み方を基礎から解説 |
| 向く人 | 読み方を体系的に学びたい人(網羅的な事典を求める人には入門寄りで物足りない) |
はじめてのタロットの口コミ・評判
Web上では「言葉がやさしく最初の一冊に良い」「意味の背景まで分かって納得できた」という声が見られます。
タロットカードはどこで買える?価格の目安と注意点

タロットカードは、書店やホビーショップ、専門店のほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの通販でも購入できます。実物を見て選びたいなら書店や専門店、種類を比べたいなら通販が向いています。
価格はデッキの形態によって幅があります。買う前の総額感をつかめるよう、フルデッキ・ミニ版・アプリの3つで目安を整理しました。初回は日本語解説書付きのフルデッキから入るのが無難とされています。
| 形態 | 価格の目安(税込・執筆時点) | 特徴 |
|---|---|---|
| フルデッキ(78枚) | 2,000〜4,000円前後 | 解説書付きが多く最初の1組に向く |
| ミニサイズ・簡易版 | 1,000〜2,000円前後 | 持ち運びやお試しに便利・枚数は要確認 |
| アプリ・Web版 | 無料〜数百円前後 | 手軽に試せるが実物の質感は味わえない |
※価格は各ストアの表示に基づく執筆時点(2026年7月)の一般的な目安です。実際の価格・解説書の有無は各商品ページでご確認ください。
通販で選ぶときは、商品名に「日本語版」「解説書付き」と明記されているかを必ず確認しましょう。中古や並行輸入版は解説書が欠けていることがあり、意味を調べにくくなる場合があります。
タロットカードの使い方・引き方の基本

カードがそろったら、まずは最もシンプルな「一枚引き(ワンオラクル)」から始めるのが定番です。位置の意味を覚える必要がなく、絵柄の印象を言葉にする練習に向いています。基本の流れは次の3ステップです。
1質問を1つに決めてシャッフルする
「今日の私が意識するとよいことは?」のように、聞きたいことを一文にまとめます。質問を思い浮かべながらカードをよく混ぜます。
2カットして山をまとめる
混ぜたカードを何束かに分け、直感で選んだ順に重ね直します。ここまでが引く前の準備です。
31枚引いて絵柄の印象を読む
山の上から1枚引いて表に返し、絵から受けた第一印象を言葉にします。解説書の意味と照らし合わせ、日付と一緒に書き留めておくと後で見返せます。
慣れてきたら、過去・現在・未来を見る3枚引きなど、複数枚のスプレッド(並べ方)に広げていきます。一枚引きの詳しい手順は、ワンオラクルの引き方を解説した記事もあわせてご覧ください。相手の気持ちを読む並べ方を知りたい方は、タロットで相手の気持ちを読む方法の記事もどうぞ。
よくある質問
※本記事のタロットカードの解釈は伝統的な解釈・心理的な観点に基づく一般的な傾向であり、科学的に効果や的中を保証するものではありません。参考の一つとしてお読みください。価格等は執筆時点(2026年7月)の各ストア情報です。医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。
まとめ|まずは日本語解説書付きのウェイト版から
タロットカードは大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の計78枚が基本の1組で、デッキにはウェイト版・マルセイユ版・トートなどの系統があります。初心者はまず、絵から意味を読み取りやすいウェイト版から入ると迷いにくいとされています。
最初の1組を選ぶときは、「78枚フルデッキ」「日本語解説書付き」「絵柄で意味が読み取れる」の3点を基準にすると失敗しにくくなります。価格は形態によって幅があるので、総額の目安を把握してから選びましょう。
種類や意味をさらに深く知りたくなったら、系統ごとの違いや各カードの意味をまとめた記事へ進んでみてください。カードは未来を決めるものではなく、いまの自分を整理する相棒として、無理のない距離で付き合っていくのがおすすめです。