相手の生年月日は知らないけれど、名前なら知っている。そんなときに使えるのが名前で見る相性診断です。学生のころ、ノートの端で名前を並べて数を足していった記憶がある方もいるかもしれません。
この記事では、編集部が名前で相性を見る方法を調査し、画数・足し算・母音・イニシャルの4方式に整理しました。紙とペンでできるパーセント方式のやり方も、手順として書ききっています。


名前の相性診断は方式が複数ある

名前で相性を見る方法には、画数方式・足し算方式・母音方式・イニシャル方式の4つが知られています。使う表記も、出てくる結果の形も方式ごとに違います。
同じ二人でも数字が変わるのは、そもそも計算しているものが違うからです。ここは相性の入力情報のうち「名前を使う方法」を掘り下げた内容にあたります。
この記事の要点
- 名前で相性を見る方式は画数・足し算・母音・イニシャルの4つ
- 紙とペンでできるパーセント方式は、遊びとして広まった方法
- 名前は生年月日を使わないので、時期の話には答えていない
名前で相性を見る4つの方式

それぞれ使う情報と結果の形が違います。並べて比べてみましょう。
| 方式 | 使う表記 | 結果の形 | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| 画数方式 | 漢字(姓と名) | 吉凶や相性の型 | 姓名判断の体系に基づく |
| 足し算方式 | ひらがな | パーセント | 遊びとして広まった方法 |
| 母音方式 | ひらがな(母音に置き換え) | 母音の重なりの多さ | 語感の近さを見る考え方 |
| イニシャル方式 | ローマ字の頭文字 | 対応表による型 | 簡易な組み合わせ判定 |
画数方式
姓と名の画数から数を出し、二人の数を照合して相性を読みます。名前の相性といえばこれを指すことが多い方式で、姓名判断の考え方に基づいています。
4方式のなかで唯一、体系だった読み方が用意されている形式です。そのぶん、流派によって数え方が変わるという難しさもあります。
文字数の足し算方式
二人の名前をひらがなで交互に並べ、隣り合う数を足していく方法です。最後に残った2桁をパーセントとして読みます。
紙とペンだけで完結するので、ツールを開かずに試せます。学生のころにノートの端でやった記憶がある方も多い形式です。
母音方式
名前をアイウエオの母音に置き換え、その並びの重なりを見る方法です。声に出したときの響きの近さを見ている、という説明のされ方をします。
重なりが多いほど呼びやすい、という感覚的な話として語られることが多い方式です。判定というより、言葉遊びに近い位置づけになります。
イニシャル方式
ローマ字にしたときの頭文字どうしを、あらかじめ用意された対応表で照合します。手軽な反面、分類がとても粗い方式です。
アルファベットの数だけしか組み合わせがないため、同じ結果になる人が大勢います。話題として楽しむ範囲にとどめておくのが無理のない使い方です。
紙とペンでできる「パーセント」方式のやり方

いちばん問い合わせの多い方式です。順を追って進めれば、数分で結果が出ます。
1二人の名前をひらがなに直して交互に並べる
下の名前だけを使う形が一般的です。たとえば「あきこ」と「ゆうた」なら、あ・ゆ・き・う・こ・た の順に並べます。
2各文字の画数を数えて数字の列を作る
並べた文字を一つずつ画数に置き換えます。この例では 3・2・4・2・2・4 の列になります。
3隣り合う数字を足して一の位だけ残す
左から順に足していき、10以上になったら一の位だけを残します。3と2で5、2と4で6という具合です。
42桁になるまで繰り返す
できた列でもう一度同じ作業をします。数字は1つずつ減っていくので、いずれ2桁になります。
5残った2桁をパーセントとして読む
最後に残った2つの数字を並べた数が結果です。この例では52%になります。
| 回 | 数字の列 |
|---|---|
| 最初 | 3・2・4・2・2・4 |
| 1回目 | 5・6・6・4・6 |
| 2回目 | 1・2・0・0 |
| 3回目 | 3・2・0 |
| 4回目 | 5・2 → 52% |
数え方の注意
濁点や小さな文字の扱いは、先に決めて統一しておきましょう。「が」を「か」と同じ数で数えるか、濁点を1画として足すかで結果が変わります。
「っ」や「ゃ」といった小さな文字も、1文字として数えるかどうかを決めておく必要があります。二人とも同じ基準で数えることが前提です。
やり直すたびに数え方を変えると、数字はいくらでも動きます。ひらがなの画数の数え方には幅があるため、一度決めたら最後まで同じ基準で通すのが要点です。
この方法の位置づけ
この足し算方式は、子どもの遊びとして広まった方法であり、占術の体系に基づくものではありません。数字が何を根拠にしているかの説明も特にありません。
楽しむための方法として扱い、結果を判断の材料にはしない。そう決めておけば、気軽に試せます。
低い数字が出ても、計算の途中でどこかが1つ変わればまったく違う数になります。数字の並びに意味を読み込みすぎないほうが楽しめます。
画数で見る方式は姓名判断で何を見ているのか

画数方式は、姓名判断という体系のなかで組み立てられた見方です。他の3方式とは成り立ちが違います。
姓と名の画数から数を出す考え方
姓の画数、名の画数、その合計などから複数の数を導き、二人の数を照合して相性を読みます。導き方には決まった手順があります。
流派によって数え方が違う
旧字体で数えるか新字体で数えるか、くさかんむりを3画とするか4画とするかなど、数え方には流派差があります。同じ名前でも別の数が出ることは珍しくありません。
複数のサイトで違う結果が出たときは、まず数え方の説明を探してみてください。どの流派に沿っているかが書かれていれば、違いの理由が分かります。
画数の吉凶で名前の良し悪しが決まるわけではありません。数え方が複数ある以上、一つの結果を唯一の正解として扱う必要はないと考えられます。
ひらがな・漢字・ローマ字のどれで数える?

方式ごとに使う表記が決まっています。混ぜてしまうと結果が安定しません。
方式ごとに使う表記が違う
画数方式は漢字、足し算方式と母音方式はひらがな、イニシャル方式はローマ字を使います。どれが正解というより、方式に合った表記を使うのが前提です。
表記を混ぜてしまうと、その方式の手順から外れてしまいます。漢字の画数をひらがなの足し算に持ち込むと、比べる意味がなくなります。
苗字を入れるか、下の名前だけか
画数方式は姓を含めて数えます。足し算方式は下の名前だけで行うのが一般的ですが、姓を含める形も見られます。先に決めて、二人とも同じ条件で数えるのが要点です。
通称・旧姓・ニックネームの扱い
ふだん名乗っている名前で見る考え方と、戸籍上の名前で見る考え方があります。こちらも正解が決まっているわけではないので、条件を揃えて試すのが現実的です。
結婚などで姓が変わった場合は、両方で出して見比べる方法もあります。どちらかを選ぶ必要はなく、参考として並べておけば足ります。
名前で分かること・分からないこと

名前で見る方法には、はっきりした強みと、はっきりした守備範囲外があります。
名前だけでも試せる強み
相手の生年月日を知らなくても試せるのが最大の利点です。まだ距離のある相手や、聞ける関係にない相手でも手が届きます。
相手の生年月日を、本人に断りなくSNSや共通の知人、職場の名簿から集めるのはすすめられません。名前で見る方法は、そうした無理をしなくて済む選択肢でもあります。
ただし、フルネームも個人情報である点は変わりません。診断サイトに入力するときは、どこまで入れるかを決めてから進めてください。
名前では見ていないもの
名前は生まれた時期の情報を含みません。そのため、いつ動くとよいか、いま相手に何が起きているかといった時期や状況の話には答えていない方式です。
時期の巡りを見たい場合は、生年月日でみる相性占いもあわせてご覧ください。相性という言葉の全体像は相性占いとはで整理しています。
関係別に名前で相性を見るなら

名前で見る方法は、どの関係でも同じように使えるわけではありません。使いどころを整理しました。
| 関係 | 使いどころ | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 恋愛 | 生年月日を知らない段階で試せる | 時期や相手の気持ちは見ていない |
| 友達 | その場で盛り上がる話題として | 結果を関係の評価にしない |
| 親子・家族 | 姓が共通する組み合わせを見る | 数字で家族関係を判定しない |
| 仕事 | 名前しか分からない相手にも使える | 人事の判断材料にはしない |
| 子どもの命名 | 候補を比べる際の参考の一つ | 流派で数え方が違う点を押さえる |
命名で画数を気にする場合は、流派によって数え方が違うことを前提にしてください。ある流派で低く出た名前が、別の流派では違う結果になることがあります。名前そのものを否定する材料にはなりません。
名前だけでは届かないところを見てほしいときの選択肢

名前しか知らない相手のことを調べているうちに、方式を変えるたびに数字が変わって、結局その人がどんな人なのかは何も分からないまま時間が過ぎていた。名前の相性診断を続けていると、この地点にたどり着きます。
名前で見る方法は生年月日を使わないので、「いつ動くといいか」「いま相手に何が起きているか」という時期や状況の問いには、そもそも答えていません。数字が変わり続けるのは、方式が違うからです。
そこを知りたいなら、相手について分かっている範囲を伝えたうえで見てもらうという方法があります。電話占いには恋愛や対人関係の相談を扱う鑑定士が在籍していると各社の公式サイトで案内されています。名前しか分からないという前提のまま相談できるのが、入力欄との違いです。
医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。名前の相性は、そうした判断の材料にはなりません。
名前の相性診断についてよくある質問
相手の生年月日を知らない段階では、名前で見る方式が現実的な選択肢になります。分かる範囲で試すという使い方で十分です。
別の方式で出し直せば、違う数字になることもあります。数字の高さを探し続けるより、1回で区切るほうが気持ちが軽く済みます。
※料金・特典等は執筆時点(2026年8月)の各公式サイト情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。本記事は鑑定結果や効果を保証するものではありません。
まとめ|方式の違いを知れば、数字に一喜一憂しなくなる
名前で相性を見る方法には、画数・足し算・母音・イニシャルの4方式があります。使う表記も計算の手順も違うため、数字が揃わないのは自然なことです。
紙とペンでできる足し算方式は、遊びとして広まった方法です。数え方を先に決めて、二人とも同じ条件で通すと結果が安定します。
名前は生まれた時期の情報を含みません。時期の話が知りたくなったときは、生年月日を使う方法に切り替えてみてください。