「第六感がある人の特徴」という一覧を読んで、思い当たる項目に次々とチェックが付いてしまった。そこから、自分は人と違うのだろうかと考え始めた方が多いと思います。
この記事では、編集部が公式サイト・公的機関の情報・複数の解説を調査し、第六感という言葉で語られてきた内容を整理しました。読んだ方の第六感の有無を判定することはしません。


【一言でいうと】第六感とは?五感との関係

第六感とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感に当てはまらない感じ方をまとめて呼ぶときに使われてきた言葉です。医学的に確認された6番目の感覚器官を指す言葉ではありません。
上の図は、五感と第六感の関係をまとめたものです。説明のつきにくい予感や気づきを、日常語で言い表すために使われてきた呼び名だと考えてください。
読み方と英語での言い方
読み方は「だいろっかん」です。英語では sixth sense と訳されることが多く、そのまま作品名などにも使われています。
この記事は第六感の有無を判定しない
以下に挙げるのは、解説記事や体験談で繰り返し語られてきた項目の整理です。当てはまる数で力の有無が決まるものではありません。
点数式のチェックリストや診断も置いていません。読み方を先にお渡ししたうえで、本文に進んでください。
第六感・直感・勘・虫の知らせ・霊感の言葉の違い

近い言葉がいくつも並ぶため、まず整理します。下の表は、使われる場面ごとの違いをまとめたものです。
| 言葉 | 使われる場面 | 説明のされ方 |
|---|---|---|
| 第六感 | 五感で説明しにくい感じ方全般 | まとめて呼ぶための日常語 |
| 直感 | 理由を言葉にする前に判断が浮かぶとき | 考える前に出る答え |
| 勘 | 経験を重ねた人が言い当てるとき | 積み重ねに結びつけて語られる |
| 虫の知らせ | あとから振り返って語られる出来事 | 結果が分かってから使われる |
| 霊感 | 目に見えない存在を感じ取るとされるとき | 別の枠組みで語られる |
上下関係や正しい定義があるわけではない
どの言葉が上位ということはありません。辞書に載る意味の範囲を超えて、明確な線引きがされているわけでもありません。
解説によって使い分けが違うのは、そのためです。どれかが誤りというわけではありません。
「誰にでもある/特別な人だけ」という対比
第六感は誰にでもあり、霊感は特別な人だけ、という対比で語られることがあります。この記事では、どちらとも断定しません。
第六感が強いと語られてきた特徴

ここからが本題です。以下は、解説記事や体験談で繰り返し語られてきた項目をまとめたものです。
当てはまる・当てはまらないで能力の有無が決まるものではありません。当てはまらなくても、何の問題もありません。
| 語られてきた特徴 | どんな場面で語られるか |
|---|---|
| 人の表情や声の調子の変化に気づく | 職場や家庭での人づきあい |
| 「なんとなく危ない」と感じる | 外出や移動の場面 |
| 予感や夢と現実が重なる | あとから振り返る場面 |
| 初対面の人や場所に強い印象を持つ | 初めての環境 |
| 人の多い場所のあとに疲れが残る | 外出のあと |
| 迷ったときに感じたほうを選ぶ | 進路や交際の場面 |
人の表情や声の調子の変化に気づきやすい
相手の機嫌や場の空気の変化に先に気づく、という項目です。もっとも多くの解説で挙げられています。
気づきやすいことは、そのぶん疲れやすさにもつながると語られます。良い面だけの話ではありません。
「なんとなく危ない」と感じて予定を変えることがある
理由は説明できないけれど、その道を避けた。そうした体験が語られることがあります。
避けた結果どうなったかは確かめようがないため、当たったかどうかは検証できません。そこも含めての項目です。
予感や夢と現実が重なったと感じることがある
見た夢や浮かんだ場面が、あとから現実と重なったという語られ方です。重ならなかった場合は記憶に残りにくい、という点は後の章で扱います。
重なったと感じた出来事ほど人に話しやすく、そのぶん記憶にも残ります。
初対面の人や初めての場所に強い印象を持つ
会った瞬間の印象が強く残る、という項目です。印象の強さと、その後の関係が結びつくとは限りません。
最初の印象を根拠に相手を決めつけると、あとで修正がききにくくなります。材料の一つとして持っておく程度にしてください。
人の多い場所のあとに疲れが残る
外出のあとに強い疲れが残る、という項目もよく挙げられます。この感じやすさそのものと、消耗を減らす方法については別の記事で扱っています。
恋愛や結婚の場面で「感じたほうを選んだ」と語られること
迷ったときに理屈より感覚で選んだ、という語られ方があります。この記事では、相手の気持ちを知る方法や相談の進め方は扱いません。
選んだあとの結果から振り返って「感じたとおりだった」と語られることが多い項目でもあります。
「女性のほうが鋭い」と語られてきたことについて
そう語られてきた経緯はありますが、根拠が示されているわけではありません。この記事では、性別で感じやすさを分ける読み方はしません。遺伝についても同様です。
同じ出来事に、第六感以外の説明もつく

ここがこの記事の芯にあたる部分です。同じ体験に、別の言い方の説明もつきます。
どちらが正しいかを決める必要はありません。両方を知っておくと、言われたことに振り回されにくくなります。
いつも見ている相手だから、小さな変化に気づけたという説明
毎日顔を合わせている相手なら、表情や声の小さな違いにも気づきます。長く見ているほど、比べる材料が手元にあるためです。
初対面の相手には同じ気づき方ができない、という方も多いはずです。それも同じ説明で理解できます。
当たったときのほうが記憶に残りやすい、と言われること
予感が当たった経験は覚えていても、外れた経験は覚えていないものです。覚えている数だけを数えると、当たった割合は高く見えます。
誰にでも当てはまる書き方になっている項目もある
「感受性が豊か」「変化を好む」といった項目は、多くの人が頷ける書き方になっています。特徴の一覧には、この種の項目が混じります。
読んで当てはまったと感じたときは、書き方の広さも一度確かめてみてください。
どちらの説明が正しいかを決めなくてよい
第六感として受け取っても、日常の説明として受け取っても構いません。両方を持っておくと、強い言葉に流されにくくなります。
「第六感は鍛えられる」と語られる方法をどう見るか

鍛え方や磨き方を紹介する記事も多くあります。よく挙げられる方法と、その受け止め方を書きます。
よく挙げられる3つの方法
静かな時間をつくる、体調と睡眠を整える、気づいたことを書き留める。この3つが繰り返し挙げられます。
どれも生活を整える話で、特別な手順ではありません。専用の道具も要りません。
効果を保証するものではない
いずれも、生活が整うと身の回りの変化に気づきやすくなる、という説明の範囲です。能力が開花する、覚醒するといった書き方は採りません。
費用のかかる講座や物品は必要ない
上の3つは、お金をかけずにできることばかりです。費用の話が出てきたら、一度立ち止まってください。
「特徴が当てはまる=力がある」と言われたあとに気をつけたいこと

特徴の一覧に当てはめて「あなたには特別な力がある」と持ち上げ、そのあとで高額な祈祷や物品の購入、長時間の鑑定に誘導される。そうした相談が寄せられています。
上の図は、そう言われたあとの確認手順をまとめたものです。
その場で契約・入金をしない
金額の大きい提案は、持ち帰って考えると伝えて構いません。その場で決めさせようとすること自体が、判断材料の一つです。
持ち帰ると伝えたときの相手の反応も、あわせて見ておいてください。
金額と時間の上限を先に決めてから相談する
相談する前に、今日はここまでという上限を決めておいてください。持ち上げられている最中に上限を決めるのは、かなり難しくなります。
不安を強める言い方が出てきたら距離を取る
「放っておくと悪いことが起きる」「今日中に決めないと」。こうした言い方が出てきたら、その場で話を進めないでください。
困ったときは消費者ホットライン188
消費者ホットライン188は、消費者庁が案内している局番なしの全国共通番号です。お住まいの地域の消費生活相談窓口につないでもらえます。
相談自体は無料で、窓口につながった時点から通話料が発生します(執筆時点・消費者庁の公式ページより)。契約する前の段階でも相談できます。
当てはまる項目が多くて落ち着かなくなったときは

特徴の一覧を上から読んで、思い当たる項目に次々とチェックが付いてしまい、自分だけが人と違うのではないかと落ち着かなくなったとき。身近な人に話すと、笑い話にされて終わることもあります。
話す相手を選べないときの選択肢
料金が分単位で明示されたサービスなら、上限を決めたうえで話せます。顔を合わせないぶん、切り上げやすいという点もあります。
相談の目的は、力があるかどうかを判定してもらうことではありません。落ち着かない状態を一度言葉にすることまでで十分です。
電話占いヴェルニの場合、鑑定料は1分180円〜600円(税込)で占い師ごとに異なり、新規登録特典があります(内容・条件は公式サイトでご確認ください・執筆時点)。
占いとの向き合い方
言われたことは、判断の材料の一つとして受け取ってください。医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。
第六感についてよくある質問
※本記事の第六感の解釈は伝統的な解釈・心理的な観点に基づく一般的な傾向であり、科学的に効果や的中を保証するものではありません。参考の一つとしてお読みください。
まとめ|特徴の一覧は、当てはめて判定するものではない
第六感は、五感で説明しにくい感じ方をまとめて呼ぶための日常語です。医学的に確認された感覚器官を指す言葉ではありません。
直感・勘・虫の知らせ・霊感とは使われる場面が違いますが、上下関係はありません。語られてきた特徴には、同じ出来事に別の説明がつくものも多くあります。
そして、特徴に当てはめて持ち上げられたあとの提案には気をつけてください。その場で決めず、困ったときは消費者ホットライン188(相談は無料・通話料は利用者負担)で相談できます(執筆時点)。