水瓶座がいつからいつまでなのかを調べると、1月下旬から2月中旬という答えが出てきます。ただ、この期間には節分と立春が入るため、他の占いと突き合わせたときに話が食い違うことがあります。
この記事では、西洋占星術と暦に詳しい当メディア編集部が、水瓶座の期間と境目の決まり方に加えて、立春をまたぐことで起きる食い違いと、支配星の表記が2通りある理由まで調べて整理しました。


【一言でいうと】水瓶座は1月20日ごろ〜2月18日ごろ生まれ

水瓶座は、1月20日ごろから2月18日ごろまでに生まれた人の星座です。1月生まれと2月生まれの両方が含まれます。
日付に「ごろ」を付けているのは、区切りの日が年ごとに動くためです。1日単位で言い切っている情報は目安として受け取ってください。
水瓶座の基本データ早見
水瓶座に割り当てられている値をまとめました。支配星が2つ書かれている理由は、後半の見出しで扱います。
| 項目 | 水瓶座の値 |
|---|---|
| 誕生日の期間 | 1月20日ごろ〜2月18日ごろ |
| 黄道上の区間 | 黄経300度〜330度 |
| 支配星 | 天王星(古典=土星) |
| エレメント | 風 |
| 3区分(クオリティ) | 不動宮 |
| 星座記号・英語名 | ♒/Aquarius |
| 古典名 | 宝瓶宮(ほうへいきゅう) |
1月20日ごろ・2月18日ごろ生まれはどちらになる?

まずは星座そのものの区切りから見ていきます。ここは西洋占星術の話です。
星座の区切りは太陽が黄経300度を通過する瞬間で決まる
サインは黄道を30度ずつ12に区切ったもので、水瓶座は黄経300度から330度までにあたります。区切りに使われているのは日付ではなく、太陽がその角度に届く瞬間です。
この決め方は12星座すべてで共通しています。暦に載っている日付は、その瞬間を日付に置き換えた結果にすぎません。
水瓶座の始まりが1月19日になる年もある
公転の周期と暦の1年には端数の差があり、うるう年で補正されています。そのぶん、太陽が同じ角度に届く時刻は年ごとに動きます。
水瓶座の始まりが1月19日になる年も1月20日になる年もあるのは、この端数のためです。
1月生まれと2月生まれが同じ星座になる
水瓶座は月をまたぐため、1月下旬生まれと2月中旬生まれが同じ星座に入ります。誕生月だけで星座を言い当てられない区間です。
1月生まれは20日ごろを境に山羊座と水瓶座に分かれ、2月生まれは18日ごろを境に水瓶座と魚座に分かれます。月の前半か後半かを見ると見当がつきます。
1月20日・2月18日生まれの調べ方
境目に近い誕生日の方は、生まれた年と時刻を入れて太陽の位置を出すと確定します。手順は星座が誕生日でどう決まるかを解説した記事で扱っています。
資料によって境目の日付が違う
期間を載せている表は、どこかの年の通過日を採用して作られています。基準にした年が違えば、載る日付も1日変わります。
どちらの表も誤りではありません。境目に近い誕生日の方は、表の日付ではなく通過時刻で確かめてください。
水瓶座の期間は節分・立春をまたぐ

ここが本記事の中心です。水瓶座の期間には、節分と立春がすっぽり入ります。
東洋の占術では立春を境に年が切り替わるとされる
四柱推命・九星気学・算命学といった東洋の占術では、暦の上の1年が立春から始まるとされています。1月1日ではなく、立春が年の起点になるという考え方です。
そのため、生まれ年の干支や九星は、立春より前か後かで変わります。元日を過ぎていても、立春の前に生まれていれば前の年として扱われることがあります。
立春は例年2月4日ごろで、水瓶座の期間の中ほどにあたる
立春は太陽が黄経315度に届く日で、例年2月4日ごろです。水瓶座の区間が黄経300度から330度なので、ちょうどその真ん中に位置します。
節分はその前日にあたり、2月3日ごろになります。どちらの日付も年によって前後します。
節分の日付も年によって動く
節分は立春の前日にあたるため、立春が動けば節分も動きます。長らく2月3日で固定という印象が定着していましたが、実際には年によって前後します。
星座の境目と同じく、太陽の位置で決まる日付だからです。固定日として覚えている場合は、その年の暦で確認してください。
2月上旬生まれで起きる食い違い
2月1日から3日ごろに生まれた方は、西洋占星術では水瓶座のままです。一方、東洋の占術では前の年の生まれとして扱われることがあります。
これはどちらかが間違っているという話ではありません。太陽の角度で星座を区切る体系と、立春で年を区切る体系という、前提の違いです。
占いの結果を見比べるときは、その占いがどの体系のものかを確認すると混乱しません。どちらが正しいかを決める必要はなく、目的に合うほうを選べば十分です。
支配星は土星?天王星?

水瓶座を調べていると、支配星が土星と書かれているサイトと天王星と書かれているサイトの両方に出会います。これにも理由があります。
望遠鏡が使われる前は土星が割り当てられていた
古典的な占星術では、肉眼で見える範囲の天体だけが12サインに割り当てられていました。その体系では、水瓶座の支配星は土星です。
土星は、山羊座の支配星でもあります。同じ土星を2つのサインが分け合っていた形で、山羊座の側については山羊座という星座を解説した記事もあわせてご覧ください。
1781年の天王星の発見で割り当てが変わった
1781年に天王星が発見されると、新しい天体をどのサインに結びつけるかが検討されました。その結果、現代の占星術では水瓶座に天王星が割り当てられています。
同じころに見つかった海王星は魚座、冥王星は蠍座に割り当てられました。古典では魚座が木星、蠍座が火星を支配星としています。
古典と現代でどちらの表記も使われている
土星と書かれていても天王星と書かれていても、どちらも間違いではありません。どちらの体系に立っているかの違いです。
当メディアでは「天王星(古典=土星)」と併記しています。占星術の体系そのものについては、西洋占星術を解説した記事もどうぞ。
現代の支配星が古典と異なるのは、水瓶座・魚座・蠍座の3つだけです。他の9サインは古典のままの割り当てが続いています。
水瓶座という名前の由来

水瓶座は、水を注ぐ瓶を持った若者の姿として描かれています。神々に酌をする役目を与えられた美しい若者が星座になった、という物語として語られています。
神話は伝承のため、細部の異なる説も複数伝わっています。水瓶座の場合は、瓶から注がれているものが何なのかという説明にも幅があります。
古典名の宝瓶宮という呼び方
東アジアでは、水瓶座を宝瓶宮と呼んできました。瓶という字が、そのまま姿を表しています。
由来から性格を導くような読み方は、占星術の手順には含まれていません。瓶を持つ姿だから他人と距離を置く、といった説明は由来とは別の話です。
神話の細部には幅がある
若者が星座になった経緯についても、資料によって説明が分かれます。誰が連れて行ったのか、どんな役目だったのかという部分に違いが見られます。
長い時間のなかで語り継がれるうちに枝分かれしたものと受け取るのが自然です。どれかを正解として覚える必要はありません。
水瓶座の性格や相性が気になったら

この記事では期間・暦・支配星の変遷に絞りました。性格として語られる内容や相性は、別の記事で扱っています。
性格や恋愛、神話や星の見つけ方まで含めた水瓶座の全体像は、水瓶座の性格を解説した記事もあわせてご覧ください。
西洋と東洋で結果が食い違ったまま迷っているときは

2月のはじめに生まれたせいで、星座占いでは水瓶座なのに、別の占いでは前の年の生まれとして扱われた。同じ自分なのに占いによって前提が違う、という経験をした方は少なくありません。
体系の違いだと分かっても、では自分はどちらで見てもらえばいいのかという問いは残ります。生年月日と時刻を伝えて、目的に合う占術で見てもらうという選択肢もあります。電話占いヴェルニのようなサービスを選ぶ方もいます。
水瓶座の期間についてよくある質問
※本記事の星座の解釈は伝統的な解釈・心理的な観点に基づく一般的な傾向であり、科学的に効果や的中を保証するものではありません。参考の一つとしてお読みください。医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。
まとめ|水瓶座は立春をまたぐ区間の星座
水瓶座は1月20日ごろから2月18日ごろまで、黄経300度から330度までの区間にあたる星座でした。その中ほどに立春があるため、東洋の占術と年の扱いが食い違うことがあります。
支配星の表記が土星と天王星で割れているのも、古典と現代のどちらの体系に立つかの違いです。どちらか一方が誤りというわけではありません。
性格として語られる内容が気になった方は、水瓶座の性格を解説した記事からどうぞ。