目が覚めた瞬間の、あの何とも言えない感じ。検索するのも少し気が引けるのに、調べずにいられないくらい印象が強い——うんこの夢は、そういう夢です。
先にお伝えしておきます。夢占いの世界では、この題材は縁起の悪いものとしては扱われてきませんでした。読み方を分けるのは、不快感の強さではなく、どこまで関わったかです。


【一言でいうと】うんこの夢は不快感の強さではなく、どこまで関わったかで読み分けられてきた

この題材は、古くから実りや蓄えに重ねて語られてきました。不快に感じたことと、解釈の良し悪しは別の軸として扱われています。
本記事はそのうえで、見ただけなのか、体に付いたのか、体の中に入ったのかという関わりの深さで読み分けます。
この記事の要点
- 読み分けの軸は「どこまで関わったか」の深さ
- 不快感が強かったことは、解釈の良し悪しとは結びつけない
- 後始末ができたかどうかが、もう一つの手がかりになる
- 金運や宝くじの言い伝えを、購入の判断材料にはしない
色や量、場所別の読み方は別の記事にあります
黄金色だった、大量だった、踏んでしまった、流したといった場面ごとの整理は、別記事にまとめてあります。
そちらを探している方は当メディアのうんこの夢の意味をご覧ください。本記事は関わり方の深さという一本の軸だけを扱います。
うんこの夢が「関わり方の深さ」で読み分けられてきた理由

上の図のように、この夢は4つの段階に並べることができます。見る、触れる、まみれる、体に入る。後ろへ行くほど、自分がその出来事に巻き込まれている度合いが上がります。
事典のように場面を五十音順に並べるのではなく、この軸の上に自分の夢を置けるようにするのが本記事の目的です。
手放すことに重ねられてきた古い読み方
古い解釈では、この題材は手放すことや蓄えに結びつけられてきました。関わりが深いほど、その事柄が自分の身に近いところで起きていると読む形です。
この読み方が確かめられたことはなく、同じ場面に別の対応が当てられている解説もあります。
体調や寝る前の状態から説明されるとき
心理的な見方では、日中に触れた情報や、その日の体調・就寝前の状態が夢の材料になると説明されます。この場合、夢は何かを伝えているのではなく、材料の再現として見られます。
こちらの説明にも裏づけはありません。二つを並べて置いて、近いと感じるほうを選んでください。
解釈が割れる部分は割れると書く
本記事では、読み方が一つに定まっていない箇所をそのまま書きます。断定して整えるほうが読みやすいのは確かですが、割れているものを揃っているように書くのは誠実ではありません。
選ぶのは読者の側でかまいません。
4段階のどこにも当てはまらないとき
見てもいないし触れてもいない、ただ場面にあっただけ、という夢もあります。その場合は「見た」の段階として扱ってかまいません。
段階を細かく決めるより、自分がどれくらい近い距離にいたかという感覚のほうを優先してください。
【体に付く】手につく・服につく・まみれる夢

ここからは関わりの深さに沿って進みます。まずは体の外側に付いた段階です。
この段階で覚えているのは、付いたこと自体より落とそうとしたかどうかのほうだったりします。
手についた夢
いちばん報告の多い形です。手のひらや指という、自分の目にいちばん入りやすい場所に付いています。
直接手をつけた事柄の象徴として語られてきました。落とせたかどうかは後半の章で扱うので、ここでは付いた場所だけを見てください。
目が覚めてから手を洗いに行った、という方も少なくありません。
服や体に付いた夢
手より広い範囲に及んでいる形です。着替えられるかどうかという要素が加わります。
自分の外側にまとっているものに及んだ状態として読まれます。何を着ていたかを覚えていれば、それも手がかりになります。
全身がまみれた夢
体のどこにも逃げ場がない形です。関わりの深さで言えば、外側の段階ではもっとも深いところにあたります。
避けようがない状況に巻き込まれている状態として語られてきました。ただし、これを悪い出来事の予告として扱う読み方は本記事では採りません。
この形は、目が覚めたあとの不快感がいちばん長く残りやすい型でもあります。
踏んだ・大量だった場合はどちらの記事か
踏んだ場面や、量が多かった場面については既存記事のほうが詳しく扱っています。本記事の軸とは切り口が違うためです。
【体に入る】食べる・口に入る夢の受け止め方

検索されている場面の中で、実はもっとも多いのがこの段階です。それでいて、正面から扱っている解説はほとんど見当たりません。
ここでは、伝統的にどう読まれてきたかの説明だけを書きます。場面そのものの描写はしません。
食べる夢
関わりの深さで言えば、いちばん奥の段階です。外側に付くのではなく、自分の中に取り込んでいます。
取り込むという動作は、伝統的には自分のものにすることに重ねて語られてきました。見た人が不快に感じることと、この読み方は別のところにあります。
口に入る・味がした夢
自分から食べたのではなく、意図せず入ってしまう形です。同じ「体に入る」でも、能動か受動かで印象がまったく違います。
受け入れざるを得ない形で入ってきた事柄として読まれます。味や感触まで覚えている場合、目覚めたあとの不快感も強くなりがちです。
見たこと自体を気に病まなくてよい
夢の内容は自分で選べません。こういう場面を見たことに、道徳的な評価は一切つきません。
不快だったことは事実として認めたうえで、それとは別に読み方があると考えてください。
【後始末】洗う・片付ける・流れない・溢れる夢

関わりの深さと並んで手がかりになるのが、そのあとどうしたかです。夢の後半の展開のほうを覚えている方も少なくありません。
ここは4つに分けて見ます。
洗った・落とせた夢
水で流せた、拭き取れたという形です。場面が解決に向かって終わります。
自分の手で片づけられる範囲にある事柄として読まれてきました。落とせたこと自体を、現実の結果の保証として受け取る必要はありません。
水の勢いや、落ちるまでにかかった時間を覚えていることもあります。
片付けた夢
自分の体ではなく、周りの状態を整えた形です。掃除の場面として記憶されていることがあります。
状況を元に戻そうとしている状態として語られます。誰かと一緒に片づけていた場合は、その相手も手がかりになります。
流れない・詰まった夢
流そうとしたのに動かない形です。困っている時間が長く続くぶん、印象も強く残ります。
すぐには片づかない事柄を抱えている状態の投影として語られてきました。流れないこと自体を悪い知らせと決めつける読み方は取りません。トイレそのものが場面の中心だった場合は、当メディアのトイレの夢の意味のほうが近くなります。
溢れた夢
収まるはずのものが枠を越えていく形です。手に負えなさが場面の主題になります。
抱えきれなくなっている状態として読まれます。この場合も、現実の破綻を予告するものとしては扱いません。
後始末の場面を覚えていない場合
付いたところで夢が終わっていた、という形もあります。その場合は関わりの深さだけで読み分けてください。
展開が無いこと自体に、悪い意味は置かれていません。
触れたときの感情と後始末で変わる読み方

ここまでの2軸を掛け合わせます。夢の中で嫌だったのか平気だったのか、そして後始末ができたのか。上の図の4つの区画のどこかに、あなたの夢が入るはずです。
なお、同じ場面でも解説によって読み方が割れます。近いと感じるほうを自分で選んでください。
嫌だった×落とせた
不快感はあったが、自分で処理できたという組み合わせです。目覚めの後味は比較的軽く終わります。
気は進まないが対応できる事柄として読まれてきました。いちばん扱いやすい型と言えます。
嫌だった×落とせなかった
不快感が残ったまま終わる組み合わせです。検索してこられる方の多くがここに入ります。
すぐには手をつけられない事柄を抱えている状態として語られます。解決を急かす読み方は本記事では採りません。
平気だった×落とせた
そもそも不快に感じず、処理も済んだ組み合わせです。夢としては静かに終わります。
ひととおり片がついている状態として読まれます。目が覚めてから意味を探す必要も、あまりありません。
平気だった×落とせなかった
気にならないまま終わった組み合わせです。処理していないのに困っていない、という珍しい形になります。
放っておいても差し支えない事柄として読まれることがあります。ここは特に解釈が分かれる区画です。
目が覚めて不快感が残っているときの過ごし方

意味を読んでも、体に残った感じは別で処理する必要があります。ここは起き抜けの手順だけを書きます。
お金のかかることは何も出てきません。
水を飲んでカーテンを開ける
横になったまま考えていると、場面の記憶が濃くなります。上体を起こして水を飲み、外の光を入れてください。
意味を調べるのは、そのあとで間に合います。
寝具や部屋を整える
シーツを直す、窓を開けるといった作業は、体を動かすぶん切り替えに効きます。汗をかいていたなら着替えるのもよい方法です。
片づけという行為自体が、夢の後半と反対の動きになります。
浄化のための出費はしない
不快感が強いときほど、清めるための品物や施術をすすめられやすくなります。金額と条件を確かめないまま、その日のうちに申し込むのは避けてください。
医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。
体調の変化が気になるときは確認する
腹部の不快感や体調の変化が実際に続いている場合は、夢の話として片づけないでください。体の側の確認は医療機関でしかできません。
夢の解釈は、その代わりにはなりません。
夢に出てくるうんこについてよくある質問
気持ちの整理がつかないときに話してみる方法

起きた瞬間の気持ち悪さだけが一日中残って、それでいて内容が内容なので人には話しづらい。そういう夢のあとは、気持ちのほうだけが行き場をなくします。
相手が夢の内容に驚かないと分かっているだけで、口に出しやすくなることがあります。似た手触りの夢としては、当メディアの虫が出てくる夢の意味も同じ扱いにくさを持っています。
内容が内容なだけに相手を選びたい方は、当メディアの電話占いおすすめ8社の比較で、名前を出さずに話せる形式と1分あたりの料金を見比べてみてください。
※本記事のうんこの夢の解釈は伝統的な解釈・心理的な観点に基づく一般的な傾向であり、科学的に効果や的中を保証するものではありません。参考の一つとしてお読みください。
まとめ|うんこの夢は「どこまで関わったか」で読み分ける
うんこの夢は、不快感の強さではなく関わりの深さで読み分けられてきました。見ただけなのか、体に付いたのか、まみれたのか、体の中に入ったのか。
そこに後始末の展開を重ねてください。落とせたのか、片づけたのか、流れなかったのか、溢れたのか。この2軸で、たいていの夢は置き場所が決まります。
色や量、場所別の読み方を知りたい方はうんこの夢の意味のほうへどうぞ。そして、宝くじの言い伝えを購入の理由にはしないでください。