親との関係がうまくいかない、職場のあの人とどうしても噛み合わない。関係を切ることができない相手ほど、理由を知りたくなるものです。九星気学の相性を調べに来た方の多くが、そうした事情を抱えています。
この記事では、編集部が五行の規則から9つの星のすべての組み合わせを整理した早見表を作りました。あわせて、相性が良くないとされたときにどう向き合うかまでお伝えします。


九星気学の相性は五行の関係で決まる

結論からお伝えします。九星気学の相性は、9つの星が持つ五行(木・火・土・金・水)が助け合う関係か、抑え合う関係かで読みます。星そのものを比べているわけではありません。
助け合う関係を相生(そうじょう)、抑え合う関係を相剋(そうこく)、同じ五行どうしを比和(ひわ)と呼びます。この3つが相性の全体像です。
そして最初にお伝えしておきたいのは、相剋は「縁がない」という意味ではないということです。エネルギーの向きが違うぶん、刺激や学びになると読む流派もあります。
この記事の要点
- 相性は五行の相生・相剋・比和という3つの関係で読む
- 早見表は優劣の記号を使わず、3分類だけで整理してある
- 親子やきょうだいのように選べない関係は「相性」より「役割分担」で読む
- 相剋が出ても、距離の取り方や任せる領域で変えられる部分がある
九つの星と五行の対応

相性を見るには、自分と相手の本命星が必要です。まずどの星がどの五行に属するかを確認しておきましょう。
| 本命星 | 五行 | 象意として語られること |
|---|---|---|
| 一白水星 | 水 | 環境になじみ、流れをつくる |
| 二黒土星 | 土 | 受け止め、育てる |
| 三碧木星 | 木 | 勢いよく芽吹き、発信する |
| 四緑木星 | 木 | 風のように整え、信用を運ぶ |
| 五黄土星 | 土 | 中心に立ち、物事を動かす |
| 六白金星 | 金 | 筋を通し、責任を担う |
| 七赤金星 | 金 | 実りと会話、人を楽しませる |
| 八白土星 | 土 | 山のように積み上げ、節目をつくる |
| 九紫火星 | 火 | 照らし、見抜き、表現する |
本命星がまだ分からない方は、生まれ年の4桁を1桁になるまで足し、11から引けば求められます。他の占術での相性の見方は生年月日から相性を見る方法にまとめてあります。
相生・相剋・比和|3つの関係の読み方

五行は、輪になって助け合う流れと、星形に交差して抑え合う流れの2つを同時に持っています。この2本の線が相性の土台です。
相生|自然に助け合いやすい関係
木は火を生み、火は土を生み、土は金を生み、金は水を生み、水は木を生む。この順に力が流れると考えます。
自分が相手を生じる側なら支える立場、相手から生じられる側なら支えられる立場です。与えるほうに回りすぎて疲れないかだけ、気にしておくとよいでしょう。
相剋|刺激や学びになりやすい関係
木は土を抑え、土は水を抑え、水は火を抑え、火は金を抑え、金は木を抑える。この関係を相剋と呼びます。
「剋する」という言葉が強いので悪い意味に読まれがちですが、力の向きが違うだけです。進め方の速度や優先順位が食い違いやすい、という程度に受け取ってください。
比和|似ているぶん近づきやすく衝突もしやすい
同じ五行どうしは比和と呼ばれます。感覚が近いので話は早く、共感も生まれやすいとされます。
その一方で、同じ弱点を共有しているぶん、どちらも譲らない状況や、どちらも動かない状況になりやすいとも語られます。
九星気学の相性早見表

五行の規則から、9つの星のすべての組み合わせを整理しました。優劣を示す記号は使っていません。関係の型が分かれば十分だからです。
| 自分の本命星 | 一白水星 | 二黒土星 | 三碧木星 | 四緑木星 | 五黄土星 | 六白金星 | 七赤金星 | 八白土星 | 九紫火星 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 一白水星(水) | 似た者同士 | 刺激し合う | 支え合う | 支え合う | 刺激し合う | 支え合う | 支え合う | 刺激し合う | 刺激し合う |
| 二黒土星(土) | 刺激し合う | 似た者同士 | 刺激し合う | 刺激し合う | 似た者同士 | 支え合う | 支え合う | 似た者同士 | 支え合う |
| 三碧木星(木) | 支え合う | 刺激し合う | 似た者同士 | 似た者同士 | 刺激し合う | 刺激し合う | 刺激し合う | 刺激し合う | 支え合う |
| 四緑木星(木) | 支え合う | 刺激し合う | 似た者同士 | 似た者同士 | 刺激し合う | 刺激し合う | 刺激し合う | 刺激し合う | 支え合う |
| 五黄土星(土) | 刺激し合う | 似た者同士 | 刺激し合う | 刺激し合う | 似た者同士 | 支え合う | 支え合う | 似た者同士 | 支え合う |
| 六白金星(金) | 支え合う | 支え合う | 刺激し合う | 刺激し合う | 支え合う | 似た者同士 | 似た者同士 | 支え合う | 刺激し合う |
| 七赤金星(金) | 支え合う | 支え合う | 刺激し合う | 刺激し合う | 支え合う | 似た者同士 | 似た者同士 | 支え合う | 刺激し合う |
| 八白土星(土) | 刺激し合う | 似た者同士 | 刺激し合う | 刺激し合う | 似た者同士 | 支え合う | 支え合う | 似た者同士 | 支え合う |
| 九紫火星(火) | 刺激し合う | 支え合う | 支え合う | 支え合う | 支え合う | 刺激し合う | 刺激し合う | 支え合う | 似た者同士 |
この表は組み合わせの傾向を整理したもので、関係の良し悪しを決めるものではありません。同じ「刺激し合う」でも、相手や場面によって出方はまったく違います。
表を見るときの注意
相性は自分から見ても相手から見ても同じ分類になります。五行の関係で決まるので、どちらが上ということはありません。
また、傾向は傾向であって個人を決めるものではありません。表を根拠に人を評価しないことだけは守ってください。
関係別に見る|恋愛・夫婦・親子・きょうだい・職場

同じ早見表でも、関係の種類によって見る場所が変わります。選べる関係と選べない関係では、読み方を分けるのが実用的です。
| 関係 | 何を見るか | 相剋が出たときの対処 |
|---|---|---|
| 恋愛 | 本命星どうしの型 | テンポの違いをどう埋めるかを話し合う |
| 夫婦 | 本命星に月命星を合わせる | 生活のリズムの差を先に確認する |
| 親子 | 相性より役割分担 | 相手の得意な領域を任せる |
| きょうだい | 似ている点と距離感 | 連絡や集まりの頻度を自分で決める |
| 職場 | 進め方と得意領域の補い合い | 決める人と実行する人を先に分ける |
恋愛は本命星どうしで型を見る
惹かれるかどうかより、続けるときに何がずれるかを見ます。相生なら片方が与えすぎていないか、相剋ならテンポの違いをどう埋めるかが論点になります。
比和の場合は、似ているぶん相手の課題が自分の課題でもあります。二人とも苦手な領域を、外に頼る形で補うと安定しやすいでしょう。
夫婦は月命星も合わせて見る
生活を共有する関係では、私的な場面での振る舞いが表に出ます。そこには月命星が関わるとされるため、本命星だけでは説明しきれないことがあります。
家事の分担や休日の過ごし方でぶつかるなら、本命星の相性より生活のリズムの差を疑ったほうが早い場合もあります。
親子は相性より役割分担で読む
親子は選べない関係です。相剋が出たからといって、関係を変えられるわけではありません。
そこで有効なのが、相手の得意な領域を任せてしまうという考え方です。判断が速い相手には決める役を、積み上げが得意な相手には続ける役を回すと摩擦が減ります。
きょうだいは似ている点から調整する
比和なら遠慮が生まれやすく、相剋なら距離を取ることで落ち着くとされます。どちらの場合も、連絡や集まりの頻度を自分で決めておくと消耗しにくくなります。
職場は得意領域の補い合いで読む
職場では、人柄より進め方の相性が効きます。相剋の相手とは、決める人と実行する人の役割を先に分けておくとよいでしょう。
相性表を人事の判断材料にするのは行き過ぎです。あくまで自分の側の準備として使ってください。
相性が悪いとされたときの向き合い方

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。相剋と出た相手ほど、関係を切れない立場にいることが少なくありません。
判断を急がない
相性表を見た直後は、うまくいかない理由が見つかった気がして結論を出したくなります。ただ、表が示しているのは型であって、いま起きている出来事の原因ではありません。
関係をどうするかは、表とは別に時間をかけて考えてください。
相手の得意な領域を任せる
ぶつかるのは、同じ領域を両方が担おうとしているときが多くあります。役割を分けるだけで、接触の摩擦はかなり減ります。
連絡や接触の頻度を自分で決める
会う回数や連絡の間隔を自分の側で決めておくと、消耗を抑えられます。距離を取ることは、関係を切ることとは違います。
相剋を成長のきっかけと読む流派もある
抑えられる関係は、自分にない視点を突きつけられる関係でもあります。だからこそ学びになる、と説明する立場もあります。
家族との関係で心身に負担が出ている場合は、公的な相談窓口という選択肢もあります。医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。
本命星と月命星を合わせて読む

九星気学には、本命星のほかに月命星という考え方があります。生まれた月から決まる星で、本命星とは見る領域が違うとされます。
本命星は人生全般や社会に向けた傾向、月命星は内面や私的な領域の傾向を表すと語られます。
どんなときに月命星まで見るのか
夫婦や家族のように、私的な時間を長く共有する関係では月命星も見るとされます。外での顔と家での顔が違うのは珍しいことではないからです。
逆に、仕事上の付き合いであれば本命星だけで十分だとする考え方が一般的です。
流派によって扱いが違う点
月命星の求め方や重みづけには、流派による差があります。ある解説では重視され、別の解説ではほとんど触れられないこともあります。
複数の解説を見比べて、自分が納得できる読み方を選んでください。
なお、本命星と月命星の組み合わせから読む「傾斜」という考え方もあります。扱う流派と扱わない流派があるため、本記事では名前の紹介にとどめます。
九星気学の相性についてよくある質問
切れない相手と相剋だったとき、表では読み切れないことは

相性の表を見て、いちばん距離を置きたい相手が家族だった——そこで手が止まる人は少なくありません。型が分かっても、明日からどうするかまでは書いていないからです。
具体的な場面での対処となると、相手の星だけでなく、その年の巡りや自分の状態まで見る必要があります。表だけで埋まらないのは、そのためです。
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離れられない相手との関係が何年も膠着していて、表を見ても次の一手が決まらないというときに、生年月日と状況を伝えて読んでもらう場の一例です。料金は1分あたり180〜600円(20円単位・22段階/執筆時点2026年8月・税込/税抜の別は公式サイトでご確認ください)で、初回特典の条件は公式サイトでご確認ください。
※本記事の九星気学の解釈は伝統的な解釈・心理的な観点に基づく一般的な傾向であり、科学的に効果や的中を保証するものではありません。参考の一つとしてお読みください。
まとめ:相剋は「悪い」ではなく「向きが違う」
九星気学の相性は、五行が助け合う関係か抑え合う関係かで読みます。相生・相剋・比和の3つを押さえれば、早見表は自分で読めます。
相剋と出ても、関係を否定する必要はありません。役割を分ける、頻度を決める、判断を急がない。この3つで変えられる部分は思ったより多くあります。
そして何より、表を根拠に人を評価しないことです。傾向は傾向であって、目の前の相手そのものではありません。