12星座の支配星を調べたいだけなのに、エレメントは別のページ、活動宮・不動宮・柔軟宮の区分はさらに別のページ、と探し回ることになりがちです。せっかくなら1ページで全部そろっていてほしいところです。
この記事では、編集部が調査・整理した12星座の分類データを、支配星・エレメント・3区分(活動/不動/柔軟)・2区分・記号・英語名・古典名を軸に1つの表へまとめました。気になる星座からは、詳しい記事へそのまま進めます。


【一言でいうと】12星座とは?一覧の見方

12星座とは、太陽の通り道である黄道を30度ずつ12等分した区画のことです。生まれた日に太陽がどの区画にいたかで、その人の星座が決まります。
順番は牡羊座から始まり、魚座で一巡します。星座占いで使う「星座」は、この区画を指しています。
この記事の要点は次の3点です。
- 12星座の支配星・エレメント・3区分・2区分・記号・英語名・古典名を1つの表で確認できる
- 支配星は蠍座・水瓶座・魚座だけ現代と古典で異なる
- エレメント4×クオリティ3のマスに、12星座がちょうど1つずつ収まる
本記事が担当するのは、支配星・エレメント・3区分といった分類データです。誕生日の期間から自分の星座を引きたい場合や、境目の日の判定は星座と誕生日の一覧が担当しています。
12星座一覧表|支配星・エレメント・3区分と記号・誕生日の期間

本記事の主役となる一覧表です。支配星・エレメント・3区分を左側にそろえているので、分類のほうから星座を引くこともできます。
| 記号・星座名 | 支配星 | エレメント | 3区分 | 2区分 | 英語名 | 古典名 | 誕生日の期間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ♈ 牡羊座(おひつじ座) | 火星 | 火 | 活動 | 陽 | Aries | 白羊宮 | 3月21日〜4月19日 |
| ♉ 牡牛座(おうし座) | 金星 | 地 | 不動 | 陰 | Taurus | 金牛宮 | 4月20日〜5月20日 |
| ♊ 双子座(ふたご座) | 水星 | 風 | 柔軟 | 陽 | Gemini | 双児宮 | 5月21日〜6月21日 |
| ♋ 蟹座(かに座) | 月 | 水 | 活動 | 陰 | Cancer | 巨蟹宮 | 6月22日〜7月22日 |
| ♌ 獅子座(しし座) | 太陽 | 火 | 不動 | 陽 | Leo | 獅子宮 | 7月23日〜8月22日 |
| ♍ 乙女座(おとめ座) | 水星 | 地 | 柔軟 | 陰 | Virgo | 処女宮 | 8月23日〜9月22日 |
| ♎ 天秤座(てんびん座) | 金星 | 風 | 活動 | 陽 | Libra | 天秤宮 | 9月23日〜10月23日 |
| ♏ 蠍座(さそり座) | 冥王星(古典=火星) | 水 | 不動 | 陰 | Scorpio | 天蝎宮 | 10月24日〜11月22日 |
| ♐ 射手座(いて座) | 木星 | 火 | 柔軟 | 陽 | Sagittarius | 人馬宮 | 11月23日〜12月21日 |
| ♑ 山羊座(やぎ座) | 土星 | 地 | 活動 | 陰 | Capricorn | 磨羯宮 | 12月22日〜1月19日 |
| ♒ 水瓶座(みずがめ座) | 天王星(古典=土星) | 風 | 不動 | 陽 | Aquarius | 宝瓶宮 | 1月20日〜2月18日 |
| ♓ 魚座(うお座) | 海王星(古典=木星) | 水 | 柔軟 | 陰 | Pisces | 双魚宮 | 2月19日〜3月20日 |
※誕生日の期間は年によって前後します。境目の日の判定は後半の見出しで扱います。
表の読み方
支配星は、そのサインを司るとされる天体です。蠍座・水瓶座・魚座だけ現代と古典で異なるため、両方を併記しました。
エレメントは火・地・風・水の4区分、3区分は活動・不動・柔軟、2区分は陽・陰です。それぞれの意味は次の見出しで説明します。
星座名から、その星座の詳しい記事へ移動できます。気になる星座があれば、そのままご覧ください。
記号(星座マーク)と英語名の見方
1列目の♈〜♓は、各サインを表す記号です。動物や道具の形を簡略化したものとされ、牡羊座の♈は羊の角、天秤座の♎は天秤をかたどったと説明されます。
英語名はラテン語に由来するものが多く、英語圏でもそのまま使われています。Aries(アリエス)、Taurus(タウラス)、Gemini(ジェミニ)のように読みます。
記号も英語名も、占い書やホロスコープの図で凡例なしに登場することがあります。表の該当列を見返せば、どのサインを指しているかを引けます。
エレメントとクオリティで12星座を分けると

一覧表の支配星・エレメント・3区分は、それぞれ別の切り口で12星座を束ねたものです。この構造を知ると、表を丸暗記しなくても思い出せるようになります。
支配星(守護星)とは
支配星は、そのサインと結びつけられている天体です。牡羊座は火星、獅子座は太陽、蟹座は月というように、伝統的な対応が決まっています。
ただし土星までの7天体しか知られていなかった時代は、太陽と月以外の5天体が2つずつのサインを受け持っていました。牡羊座と蠍座が火星、双子座と乙女座が水星、という具合です。
その後に天王星(1781年)・海王星(1846年)・冥王星(1930年)が発見され、蠍座・水瓶座・魚座へ順に割り当てられました。一覧表で3サインだけ「現代(古典=◯)」と併記しているのは、この経緯によるものです。
エレメント(火・地・風・水)とは
火は熱量と直感、地は現実と手ざわり、風は言葉と情報、水は感情と共感を軸にすると語られる区分です。それぞれに3つずつサインが入ります。
火は牡羊座・獅子座・射手座、地は牡牛座・乙女座・山羊座、風は双子座・天秤座・水瓶座、水は蟹座・蠍座・魚座です。
クオリティ=3区分(活動・不動・柔軟)とは
活動宮は自分から始める、不動宮は決めたことを続ける、柔軟宮は状況に合わせて変える、という性質で語られます。それぞれに4つずつサインが入ります。
活動宮は牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座、不動宮は牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座、柔軟宮は双子座・乙女座・射手座・魚座です。
エレメントが「何を大事にするか」なら、クオリティは「どう関わるか」のテンポにあたります。
4×3のマスに12星座が1つずつ収まる
エレメント4種とクオリティ3種を掛け合わせると12通りになります。そして12星座はこの12マスにちょうど1つずつ収まり、重複も空きもありません。
これは偶然ではなく、黄道の並び方からそうなる仕組みです。順番に並べると、エレメントは4つおき、クオリティは3つおきに繰り返されます。
そのため「火の活動宮」といえば牡羊座しかありません。エレメントと3区分の2つが分かれば、サインは一意に決まります。
2区分(陽・陰)という分け方もある
火と風を陽、地と水を陰と分ける2区分もあります。外へ向かう性質と、内へ向かう性質という説明がされます。
黄道の並び順で見ると、陽と陰は牡羊座から交互に繰り返されます。いずれの分類も、優劣を示すものではないとされます。
星座の順番はどう決まっている?

なぜ牡羊座から始まるのか、という疑問はよく検索されています。答えは天文学的な基準にあります。
牡羊座から始まる理由(春分点を起点にしている)
黄道の起点を、春分の瞬間に太陽がある位置と定めています。この点を春分点と呼び、黄経0度としています。
春分点から数えて最初の30度が牡羊座です。つまり順番は季節の起点から数えたもので、恣意的に決めたわけではありません。
黄道を30度ずつ12等分している
1周は360度なので、12で割ると1サインあたり30度になります。太陽は1年で1周するため、1サインあたり約1か月です。
この等分は完全に機械的なので、大きさに差はありません。
古典名(黄道十二宮)の呼び方
牡羊座を白羊宮、牡牛座を金牛宮と呼ぶ表記を見かけることがあります。これは黄道十二宮と呼ばれる古典的な名称です。
意味は同じですが、古い文献や漢籍由来の資料で使われます。一覧表の古典名の列に併記しました。
「宮」は区画を意味する字で、黄道を12に区切ったという成り立ちがそのまま名前に残っています。白羊宮=牡羊座、金牛宮=牡牛座のように、動物や道具の名前と対応させて読むと迷いません。
サインは実在の星座そのものではなく黄道上の区画である
ここは押さえておきたい前提です。占星術で使うサインは、空に見える星座の形とは別のものです。
名前は同じでも、指しているものが違います。この違いは記事の後半でもう一度扱います。
誕生日の期間が年によって1〜2日ずれる理由

一覧表の期間を目安と書いたのは、この仕組みがあるためです。
サインの境界は日付ではなく、太陽が黄経の一定角度を通過した瞬間で決まります。地球が太陽を1周する時間は約365.2422日で、暦の1年である365日とは約6時間の差があります。
この差が4年で約1日ぶん溜まり、うるう年で戻されます。春分の瞬間が4年周期で行き来するため、期間の端が年によって1〜2日前後します。
12星座それぞれの特徴を一覧で

各星座で語られやすい傾向を、キーワードと1行の説明でまとめました。詳しい性格や恋愛傾向は、それぞれの記事にゆずります。
| 星座 | キーワード | 語られやすい傾向 |
|---|---|---|
| 牡羊座 | はじまり・行動・直球 | 思い立った瞬間に動き出す勢いがあると語られます |
| 牡牛座 | 安定・五感・持続 | 心地よさを守りながら着実に積み上げると語られます |
| 双子座 | 情報・会話・軽やかさ | 興味の幅が広く、切り替えが早いと語られます |
| 蟹座 | 情・守り・身内 | 身近な人を気にかけ、居場所をつくると語られます |
| 獅子座 | 表現・自信・気前 | 堂々と自分を差し出し、人を巻き込むと語られます |
| 乙女座 | 分析・実務・気づかい | 細部に目が届き、役に立つ形に整えると語られます |
| 天秤座 | 調和・対等・美意識 | 場のバランスを取り、間を保つと語られます |
| 蠍座 | 深さ・集中・信頼 | 一対一で深く関わり、簡単には手放さないと語られます |
| 射手座 | 自由・探究・楽観 | 遠くを見て、枠の外へ出ていくと語られます |
| 山羊座 | 責任・計画・信用 | 時間をかけて信頼を積み上げると語られます |
| 水瓶座 | 独自性・客観・距離感 | 常識から一歩引いて全体を見ると語られます |
| 魚座 | 共感・想像・受容 | 境目をつくらず相手に寄り添うと語られます |
いずれも西洋占星術で一般に語られる傾向であり、その星座の人が必ずそうだという意味ではありません。誕生日から分かるのは太陽の位置だけなので、実際の人物像はもっと複雑です。
もう少し踏み込んだ性格や相性を知りたい方は、上の表の星座名から各記事へお進みください。
黄道十二宮と実際の星座はずれている

ここは誠実に書いておきたい部分です。占星術で使う区画と、天文学で扱う星座は別のものです。
歳差によって少しずつずれていること
地球の自転軸はゆっくり首振り運動をしており、これを歳差と呼びます。その影響で春分点は少しずつ移動しています。
その結果、春分点を起点にした区画と、実際の星の並びとの間にずれが生じました。現在では約1サインぶん離れているとされます。
歳差の周期はおよそ2万6千年で、春分点は1年あたりごくわずかずつ動きます。占星術の枠組みが整えられた時代には両者がほぼ重なっていたため、時間の経過とともに差が開いたことになります。
つまり「牡羊座生まれ」といっても、生まれた日に空の牡羊座の方向へ太陽があったわけではありません。ここを混同すると、占星術は間違っているという話になりがちです。
「13番目の星座」という話が出てくる背景
黄道上には、へびつかい座も一部かかっています。天文学的な星座の区分で見れば、太陽はこの領域も通過します。
天文学の星座は、1930年に国際天文学連合が88星座として境界を定めたものです。境界線で区切っているため、星座ごとに大きさも通過日数もばらばらになります。
「13番目の星座」という話題は、ここから生まれます。ただし占星術は黄道を機械的に12等分した区画を使うため、13番目は存在しません。
占星術では春分点を起点にした区画を使い続けている
実際の星の位置に合わせる流派もありますが、西洋占星術の主流は春分点を基準にする方式です。季節との対応を保つためだと説明されます。
どちらが正しいという話ではなく、何を基準にするかの選択の違いです。
自分の星座を正確に確認したいときは

一覧表の期間はあくまで目安です。正確に知りたい場合の手順を整理しておきます。
境目に生まれた場合は生まれた年・時刻で変わる
期間の端に当たる日に生まれた方は、年と時刻によって結果が変わります。前後どちらのサインにもなり得ます。
ネットの一覧表だけでは確定しないので、計算してみるのが確実です。
正確に確認するには生年月日と出生時刻が必要
生年月日に出生時刻を加えれば、太陽の位置は正確に求められます。ホロスコープを作成できるサイトに入力すれば確認できます。
出生地まで入れると、時差の補正も反映されます。
星座は太陽の位置だけを見たもので、月やアセンダントは別に決まる
ここまで扱ってきた「星座」は、すべて太陽の位置から決まる太陽星座です。西洋占星術では、月やアセンダントも別に読みます。
感情や安心の取り方を表すとされる月の位置は、月星座とは何かで確認できます。
ホロスコープ全体の仕組みは、西洋占星術の基本をまとめた記事で扱っています。
期間の端に生まれて、一覧表だけでは自分のサインが定まらないままの方もいます。年と時刻を伝えて、太陽の位置から読んでもらうという選択肢もあります。
電話占いなら、手元にある生年月日と時刻をそのまま渡して確認してもらえます。境目の扱いを含めて、どう読むのかを聞ける点が独学との違いです。
12星座についてよくある質問
※本記事の星座に紐づく傾向の記述は伝統的な解釈・心理的な観点に基づく一般的なものであり、科学的に効果や的中を保証するものではありません。誕生日の期間は年によって前後します。医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。参考の一つとしてお読みください。
まとめ|12星座は黄道を12等分した区画
12星座とは、黄道を30度ずつ12等分した区画のことでした。春分点を起点にしているため、牡羊座から始まって魚座で一巡します。
支配星は蠍座・水瓶座・魚座だけ現代と古典で異なります。天王星・海王星・冥王星が後から発見され、割り当て直された経緯があるためです。
エレメント4×クオリティ3のマスに、12星座はちょうど1つずつ収まります。この構造を知っておくと、一覧表を覚え直さなくても思い出せます。