気になる相手との相性を算命学で調べようとすると、干合や納音といった見慣れない言葉に戸惑う方は少なくありません。無料診断で点数だけを見て、意味が分からず検索した人も多いのではないでしょうか。
この記事では、編集部が算命学の一般的な相性技法と公開情報を調べ、相性の見方だけに絞って整理しました。命式のどこを使うのか、主要な用語は何を表すのか、点数はどう受け取ればよいのかを順に見ていきます。


算命学の相性を一言でいうと

算命学の相性は、星座占いのような一対一の結論ではありません。命式にある日干・十大主星・干支の関係から、複数の角度で見るものとされます。
大切なのは、相性は優劣ではないという前提です。点数が高い・低いは「合う・合わない」ではなく、関係の質の違いを表しているにすぎません。
算命学の解釈は流派によって幅があります。本記事は複数の解説で共通する部分だけを取り上げ、断定を避けて整理しました。
この記事の要点
- 算命学の相性は日干・十大主星・干支の3つの層で見る
- 干合・納音・天剋地冲などの用語は関係の方向性を表す
- 点数やパーセントは目安であり、相性の優劣ではない
- 相性は相手を裁く道具ではなく、関係を育てるヒントとして使う
相性を見る前に:命式のどこを使うのか

算命学では、生年月日から作る命式を使って相性を見ます。命式は大きく、干支で表す陰占と、十大主星などで表す陽占に分かれます。
相性を見るときは、この命式の三つの層(日干・十大主星・干支)を使い分けます。まずは自分と相手、二人分の命式を並べる準備から始めます。
陰占と陽占のどこを相性に使うか
陰占の干支からは、二人の距離感やめぐり合わせの傾向を読みます。陽占の十大主星からは、役割やかみ合わせを読みます。層ごとに見えるものが違うと考えてください。
命式の出し方や十大主星の基礎は、算命学とは?命式の見方と十大主星・天中殺の意味で解説しています。命式がまだの方は、先に用意しておくとスムーズです。
①日干(十干)の関係で見る相性

一つ目の層は、二人の日干(日柱の十干)の関係です。ここでよく登場するのが干合という考え方です。
干合は、特定の十干どうしが引き合う組み合わせを指します。甲己・乙庚・丙辛・丁壬・戊癸の5組があり、惹かれ合いやすい関係とされます。
干合を「運命の相手」と決めつけない
干合はしばしば「運命の相手」と紹介されますが、そう断定はできません。あくまで引き合いやすいとされる関係で、関係を続けるかは二人の関わり方しだいです。
干合のほかにも、日干どうしが相生(生かし合う)か相剋(打ち消し合う)かで、力の向きが変わると考えます。これも優劣ではなく、傾向の違いとして読みます。
②十大主星の組み合わせで見る相性

二つ目の層は、陽占の中心に出る十大主星(中心星)の組み合わせです。同じ中心星どうしか、異なる星の組み合わせかで、出やすい傾向が変わるとされます。
同じ中心星どうしは、価値観が近く分かり合いやすい一方、似た者ゆえにぶつかることもあると語られます。これも役割の違いであって、良し悪しではありません。
星の違いは役割の違いとして読む
守りの星と攻めの星、伝える星と支える星など、十大主星にはそれぞれ役割の色があります。異なる星どうしは、補い合う関係になりやすいと説明されます。
十大主星それぞれの意味は、算命学の基礎記事で一覧にしています。星の名前が分からないときは、そちらで確認してから読み進めてください。
③干支の関係で見る相性(用語一覧)

三つ目の層は、二人の干支どうしの関係です。ここには専門用語が多いので、用語・意味・関係の方向性を一覧にまとめました。
いずれも「良い・悪い」ではなく、引き合う関係か、刺激し合う関係か、という方向性の違いを表します。散らばりがちな用語を一度に確認してください。
| 用語 | 意味 | 関係の方向性 |
|---|---|---|
| 干合(かんごう) | 特定の十干どうしが引き合う組(甲己など) | 引き合う |
| 納音(なっちん) | 六十干支で同じ響きを持つ組 | 似た者どうし・引き合う |
| 大半会(だいはんかい) | 干支が強く結びつく組 | 強く結びつく |
| 半会(はんかい) | 干支がゆるやかに調和する組 | ゆるやかに調和 |
| 律音(りっちん) | 同じ干支どうしの組 | 共鳴・鏡のような関係 |
| 天剋地冲(てんこくちちゅう) | 天干が剋し、地支が冲する組 | 刺激し合う |
| 対冲(たいちゅう) | 地支が正反対に向き合う組 | 向き合い、揺れやすい |
用語は関係の「距離感」として読む
これらの用語は、二人の距離感のニュアンスを言い表したものです。引き合う関係が良い、刺激し合う関係が悪い、という単純な話ではありません。
刺激し合う関係は、互いを高め合うきっかけにもなります。用語に振り回されず、どんな関わり方が向くかを考える手がかりにしてください。
複数の用語が同時に成り立つこともある
二人の干支の関係は、一つの用語だけで決まるとは限りません。日柱では引き合い、年柱では刺激し合う、というように層によって異なる関係が同時に見えることもあります。
そのため、一つの用語だけで相性を断じるのは早計です。複数の用語を重ねて、全体としてどんな距離感になりやすいかを眺めるのがコツとされます。
エネルギー値から見る相性の考え方

算命学では、命式の五行の量を数値化したエネルギー値で相性を語ることもあります。数値の高い・低いを優劣と受け取らないことが大切です。
エネルギーが近い二人は支え合いやすく、差がある二人は刺激し合いやすい、といった読み方をします。どちらが良いというものではありません。
数値が高い=良い相性ではない
数値はあくまで傾向をつかむ目安です。高い数値が出たから相性が良い、低いから悪い、と決めつけると読み違えます。
大切なのは、その数値の差をどう活かすかという視点です。支え合う関係も、刺激し合う関係も、それぞれに良さがあると考えてください。
関係別の相性の見方(恋愛・夫婦・親子・仕事・友人)

同じ命式でも、どの関係を見るかで重視する層が変わります。関係ごとに見るポイントを整理しました。
相性を運命として断定するのではなく、関係を築くヒントとして読むのがおすすめです。
恋愛・夫婦の見方
恋愛や夫婦では、日干の引き合い(干合など)と、十大主星のかみ合わせを重ねて見ます。惹かれ合う関係でも、役割が偏らないよう意識すると長続きしやすいとされます。
親子の見方
親子では、干支の関係から世代の違いを読みます。価値観の差が出やすい組み合わせでも、それは対立ではなく役割の違いとして受け取ると関わりやすくなります。
仕事・友人の見方
仕事や友人では、十大主星の役割の補完を重視します。異なる星どうしが、得意を持ち寄って支え合う関係になりやすいと語られます。
点数・辛口診断の受け取り方

相性を数値化するサービスは分かりやすい反面、注意も必要です。算出の基準がサービスごとに違うため、点数はばらつくのが普通です。
辛口・最悪といった刺激的な表現も見かけますが、そのまま真に受ける必要はありません。相性は本来、合う・合わないの二択ではなく、関係の質の違いです。
点数を見るときの前提
- 点数はサービスごとに基準が違い、比べても意味が薄い
- 数値が高い=良い相性、低い=悪い相性ではない
- 「相性が悪い」と出ても、価値観の違いが出やすいという意味にすぎない
相性が良くないとされる相手との付き合い方
刺激し合いやすいとされる組み合わせでも、関係を諦める必要はありません。すれ違いが起きやすい場面を先に知っておけば、伝え方を工夫できます。
結婚や離婚のような重大な判断は、占いだけで決めないでください。必要に応じて、それぞれの分野の専門家にも相談することをおすすめします。
相性を無料で調べる方法と、鑑定士に見てもらう場合

相性は、無料の自動計算でもある程度は分かります。ただし、干合や納音などの意味を踏まえて関係を立体的に読むとなると、自動診断では踏み込みにくい部分もあります。
深く相談したい場合は、算命学を扱う鑑定士に見てもらう方法があります。相談手段ごとの費用感は次のとおりです。
| 相談方法 | 料金の目安(執筆時点) | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 電話占い | 1分200〜400円前後(税込・執筆時点) | 相性の要点を短時間で確認したい |
| 対面鑑定(占い館) | 20分2,000〜3,000円前後(税込・執筆時点) | 命式を見せてもらいながら相談したい |
※料金は2026年7月時点で各社公式サイトに掲載されている一般的な水準です。実際の単価や初回特典の条件は、各公式サイトでご確認ください。
※本記事の算命学の解釈は伝統的な解釈・心理的な観点に基づく一般的な傾向であり、科学的に効果や的中を保証するものではありません。参考の一つとしてお読みください。料金等は執筆時点(2026年7月)の各公式サイト情報です。医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。
算命学の相性についてよくある質問
まとめ:算命学の相性は3つの層で見る。優劣ではなく関係の質
算命学の相性は、日干・十大主星・干支という3つの層を重ねて読みます。干合や納音などの用語は、関係の距離感を言い表したものにすぎません。
点数やパーセントは目安であり、高い・低いで優劣を決めるものではありません。相性が良くないと出ても、価値観の違いが出やすいという意味として受け取ってください。
相性は、相手を裁く道具ではなく関係を育てるヒントです。より詳しく相談したい方は電話占いおすすめ8社を徹底比較もどうぞ。