いなくなったはずのあの子が、夢の中に出てきた。目が覚めてしばらく動けなかった、という朝を過ごしてこの記事にたどり着いた方が多いと思います。
この記事では、編集部が主要な夢の解説を横断して確認し、語られてきた受け取り方を整理しました。吉凶の判定はしません。判定できるものではないと考えているためです。


【一言でいうと】亡くなった猫が夢に出てくることは、吉凶で語られるものではない

この夢は、良い夢か悪い夢かという形では読まれていません。一緒に過ごした時間が形を変えて現れた場面として受け取られてきました。
「魂が会いに来ている」という語られ方があります。この記事では、それを否定も断定もしません。そう受け取ることが支えになる方がいる、という距離で扱います。
また、この記事では闘病中の姿や弱っていた様子には触れません。思い出してつらくなる材料を増やさないためです。
この記事の要点
- 良い夢・悪い夢という形では語られていない
- 受け取り直しの手がかりは「猫の様子」「自分との距離」「いつ見たか」の3つ
- つらさが続くときには、相談できる行き先がある
亡くなった猫の夢を受け取る3つの手がかり

上の図は、この夢を受け取り直すときの3つの手がかりを1枚にまとめたものです。順に見ていくと整理しやすくなります。
猫はどんな様子だったか
動き回っていたのか、じっとしていたのか。生前のままだったのか、若い頃の姿だったのか。覚えている範囲で構いません。
自分とどれだけ近づけたか
撫でられたのか、触れられなかったのか、目が合っただけだったのか。猫との夢では、この距離の記憶がいちばん強く残ります。
いつ見たか
亡くなって間もない時期なのか、何年も経ってからなのか。時間の経ち方でも受け取り方が変わると語られています。
【猫の様子別】亡くなった猫が夢に出てくるときの受け取り方

上の図は、夢の中の様子ごとの受け取り方を1枚にしたものです。ここでは六つに分けて見ていきます。
| 猫の様子 | 語られてきた受け取り方 |
|---|---|
| 元気に動き回っていた | のびのびしていた頃の記憶が形になったと語られる |
| 生前のままの姿だった | 日常の記憶がそのまま出てきたと語られる |
| 若い頃の姿だった | 長く一緒にいた時間のどこかが選ばれたと語られる |
| こちらをじっと見ていた | 猫らしい距離感がそのまま出たと語られる |
| 鳴いていた | 呼びかけの記憶が残っている形として語られる |
| 静かに眠っていた | 穏やかな場面の記憶として語られる |
元気に動き回っていた
走っていた、遊んでいた、家の中を歩き回っていた。のびのびしていた頃の記憶が形になった場面として語られます。
生前のままの姿だった
いつもいた場所に、いつもの姿でいた。日常の記憶がそのまま出てきた形として語られます。
特別なことが起きない夢だった、という方も多いものです。それで十分な夢だったと受け取って構いません。
若い頃の姿だった
一緒にいた期間が長いほど、どの時期の姿が出てくるかは変わります。選ばれた時期に意味を求める必要はありません。
こちらをじっと見ているだけだった
近づいてこないまま、目だけが合っている場面です。猫らしい距離感がそのまま出た形として語られます。
鳴いていた
声が印象に残る場合もあります。呼びかけの記憶が残っている形として語られ、言葉の内容を読み取る説明は採られていません。
静かに眠っていた
丸くなって眠っている場面です。穏やかな時間の記憶として語られる、静かな形の夢です。
起こさないようにそっと見ていた、という覚え方をする方もいます。その静けさごと受け取って構いません。
【自分との距離別】撫でられた・触れられなかった・目が合っただけ

猫との夢では、どれだけ近づけたかがいちばん記憶に残ります。ここでは六つに分けます。
先に書いておきます。触れられなかったことを、良くないこととして読む必要はありません。
撫でることができた
手の感触まで覚えている、という方もいます。触れた記憶がそのまま出た場面として語られます。
抱き上げられた
重さや温かさが残っている形です。体で覚えている記憶ほど、夢に出やすいと説明されます。
触れようとしたのに触れられなかった
手を伸ばしたのに届かなかった場面です。これを「縁が切れた」といった形で読む必要はありません。夢では思うように動けない場面がよく起こると説明されています。
目が合っただけだった
離れた場所からこちらを見ていた、という形です。生前も同じような距離感だった、という方は少なくないはずです。
呼んでも近づいてこなかった
猫は呼んで来る動物ではない、という実感を持っている方も多いと思います。その感覚がそのまま場面になったとも説明されます。
気づいたらいなくなっていた
場面が途中で切り替わる形です。夢としては一般的で、消えたことに意味を持たせる説明はされていません。
いつ見たかで変わる受け取り方

時間の経ち方でも、語られ方が変わります。ここでは五つに分けます。
いずれも、知らせやお告げとして断定される読み方は採りません。
亡くなって間もない時期に見た
思い出す時間が長い時期です。考えている題材ほど夢に出やすいと説明されています。
何年も経ってから急に出てきた
ずっと出てこなかったのに、ある日突然という形もあります。きっかけが分からないことのほうが多く、それで問題ありません。
命日や誕生日の前後に見た
日付が近いと、意識していなくても思い出しています。その記憶が題材になった、という整理です。
新しく迎えた子がいる時期に見た
新しい猫を迎えたあとに出てくることもあります。この場合、後ろめたさとして受け取る必要はありません。
何度も繰り返し出てくる
同じ夢が続くこともあります。会いたい気持ちが強い時期は、その題材が繰り返されやすいと説明されます。
夢に出てきてくれないとき

この章が、この記事でいちばん書きたかった部分です。会いたいのに一度も夢に出てこない、という方は少なくありません。
「縁が薄い」「忘れられた」と受け取る必要はない
夢に出てこないことを、そういう形で読む必要はまったくありません。そうした読み方に根拠は示されていません。
見ていても思い出せないことがある
夢は毎晩見ていて、覚えているのは一部だと説明されています。出てきていないのではなく、思い出せていないだけということもあります。
会いたい気持ちが強いときほど眠りが浅くなることがある
眠りが浅いと夢を覚えていやすくなる一方、寝つけない日が続くこともあります。夢を見るために努力する必要はありません。
夢に頼らない方法もある
写真を並べる、名前を呼ぶ、いつもいた場所を整える。夢を待つ以外にも、思い出を形にする方法はあります。
どれもしなくて構いません。できるときにできることだけで十分です。
つらさが続くとき、話せる相手がいるとき

ここは、夢の話から少し離れます。実際の負担についての章です。
強い悲しみは自然な反応
ペットを亡くしたあとの強い悲しみは、自然な反応として説明されています。早く立ち直るべきものでもありません。
周囲から「たかがペット」という扱いを受けて言い出せない、という話もよく聞かれます。悲しみの大きさを、誰かに測られる必要はありません。
かかりつけだった動物病院
看取りまで診てもらった動物病院であれば、経過を知っている相手として話を聞いてもらえる場合があります。相談を受け付けているかは、病院によって異なります。
最初から説明し直さなくてよい相手がいるのは、それだけで負担が違います。
ペットロスに対応する相談窓口やグリーフケア
ペットを亡くした方の相談に対応する窓口や、グリーフケアを行っている団体があります。お住まいの地域で利用できるものがあるか、確認してみてください(執筆時点)。
食欲が落ちる・眠れない・気分の落ち込みが続くとき
食欲が落ちる、眠れない、気分の落ち込みが長く続く場合は、自己判断せずに医療機関へ相談してください。医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。
どこにも話せないまま、あの子のことを考え続けているときに

あの子の夢を見た朝は、家族にも友人にも言えないまま、いつもの場所を無意識に見てしまう——そういう日を重ねている方がいます。話したところで困らせるだけだと思うと、余計に言えません。
困らせるかもしれないと感じて言えずにいる話を、無関係の相手へ話す場として電話占いを選ぶ方もいます。話せば楽になるとは限りませんが、選択肢の一つではあります。
あの子からのメッセージを代弁してもらう、という使い方をおすすめすることはありません。そうした鑑定を勧める立場を、この記事では取っていません。
電話占いヴェルニの場合、鑑定料は1分180円〜600円(税込)で占い師ごとに異なります(執筆時点)。通話料は無料と案内されており、話す範囲を先に決めておくと費用が読めます。
亡くなった猫が夢に出てくることについてよくある質問
※本記事の夢の解釈は伝統的な解釈・心理的な観点に基づく一般的な傾向であり、科学的に効果や的中を保証するものではありません。参考の一つとしてお読みください。
まとめ|どんな様子だったか→どれだけ近づけたか→いつ見たかの順に受け取り直す
亡くなった猫が夢に出てくることは、吉凶では語られていません。判定を出さないこと自体が、この記事の答えです。
受け取り直す順番は、猫の様子、自分との距離、そして見た時期です。思い出せる範囲で構いません。
夢に出てきてくれないことにも、意味を求めなくて大丈夫です。つらさが続くときは、動物病院や相談窓口、医療機関という行き先があります。