占星術に興味を持ちはじめると、鏡リュウジさんの名前で提供されているホロスコープ作成にたどり着く方が多くいます。ただ、実際に開いてみると入力欄がいくつも並び、無料の鑑定と有料の鑑定が混ざって表示されるため、どこまでが無料なのかが分からないまま手が止まることもあります。
この記事では、編集部が公式サイトの掲載内容(執筆時点=2026年8月)を確認し、入力する項目・無料で選べる鑑定の範囲・有料メニューの課金方式を整理しました。あわせて、表示された解説文をどう読めばいいのか、心理占星術という立場を知らないまま読むとなぜ「当たっていない」と感じやすいのかも扱います。


【一言でいうと】鏡リュウジさんのホロスコープ作成では何が分かる?

生年月日を入れると、出生図をもとにした解説文が表示される作成ページです。生まれた時間と生まれた場所は任意入力で、入れるとより細かい内容が案内されます。ニックネームと性別も任意です。
無料で選べる鑑定の項目が複数用意されており、その先にポイント制・月額制の有料メニューも並びます(いずれも執筆時点の公式サイト掲載内容)。まずは無料の範囲だけを試して、物足りなければ次を考えるという進め方で問題ありません。
この記事で分かること
- 入力する項目と、必須・任意の別
- 無料で選べる鑑定の範囲と、有料メニューの課金方式
- 自動で生成される鑑定文と、占星術家個人による鑑定の違い
- 心理占星術という立場を知らないと起きる読み違い
- 有料メニューに進む前に確認したいこと
鏡リュウジさんの名前で提供されているホロスコープ作成とは

鏡リュウジさんは占星術研究家として著書や連載を多く手がけている方で、その名前で運営されている占いサイトの中に、ホロスコープの作成ページがあります。経歴・著書・連載といった人物そのものの情報は、当メディアの鏡リュウジさんの紹介記事にまとめているので、そちらをご覧ください。
この記事で扱うのは、あくまで作成ページの中身と、出てきた結果の読み方です。人物への評価や、他の占星術家との比較はしません。
本人が鑑定しているわけではない
最初にはっきりさせておきたい点があります。作成ページで表示される鑑定文は、入力された生年月日などから自動で生成されるものです。鏡リュウジさんご本人がその場で一人ひとりを鑑定しているわけではありません。
これは当たり前のようでいて、意外と誤解されやすいところです。監修者の名前が前面に出ていると、「その人が自分を見て書いた文章」として読んでしまいがちですが、実際には配置に対応する解説文が組み合わされて表示されています。この前提を持っておくと、あとで期待とのずれに戸惑わずに済みます。
入力する項目と、無料で見られる範囲

作成フォームで求められる項目は次のとおりです。執筆時点で公式サイトに掲載されている内容を編集部が確認して整理しました。
| 項目 | 入力の要否 | 備考 |
|---|---|---|
| 生年月日 | 必須 | 年・月・日を選択する |
| 占いたい項目 | 必須 | 一覧から選ぶ |
| ニックネーム | 任意 | 結果の表示に使われる |
| 生まれた時間 | 任意 | 時・分。入れるとより細かい内容が案内される |
| 生まれた場所 | 任意 | 都道府県単位で選ぶ |
| 性別 | 任意 | 選択式 |
※上記は執筆時点(2026年8月)に公式サイトで確認できた掲載内容です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
無料で選べる鑑定として、人生・仕事・金運・相性・結婚・復縁といったテーマ別の項目のほか、今日の総合運や今月の運勢カレンダー、誕生日占いなどがあります。
有料のメニューも別に並んでおり、ポイント制と月額制の両方が案内されています。具体的な金額は表示形式が項目ごとに異なるため、この記事では書きません。課金を検討する場合は、必ず公式サイトの表示で税込か税抜かも含めて確認してください。
作成の一般的な手順は、当メディアの無料ホロスコープの作り方にまとめています。
出てくる結果には何が表示される?

入力を終えると、選んだ項目に応じた鑑定文が表示されます。無料で選べる範囲だけでも、性格や傾向を扱うものから、時期の運勢を扱うもの、相手との関係を扱うものまで幅があります。
自分の傾向を扱う項目——人生占いや誕生日占いなど、出生図をもとに生まれ持った傾向とされるものを言葉にしていくタイプです。時間や場所を入れていれば、より細かい内容が案内されます。
時期を扱う項目——今日の総合運や今月の運勢カレンダー、下半期の運勢といった、期間を区切って傾向を示すタイプです。こちらは現在や今後の空の動きを踏まえた内容として組み立てられます。
関係を扱う項目——相性占いや結婚占い、復縁占いなど、相手との関わりをテーマにするものです。二人分の生年月日を扱う仕組みになっている項目もあります。ホロスコープで相性をどう読むかという技法そのものは、当メディアのホロスコープの相性の見方で扱っています。
心理占星術という読み方の特徴

ここが、このサイトの解説文を読むうえでいちばん大事な前提です。鏡リュウジさんは心理占星術と呼ばれる立場を紹介してきた方として知られています。この立場を知らずに読むと、読み違いが起きやすくなります。
心理占星術は、ごく大まかに言えば星の配置から出来事を当てにいくのではなく、自分を理解するための枠組みとして占星術を使う読み方です。心理学の考え方と結びつけて語られることが多く、配置は出来事の予告ではなく、自分の中にある傾向を映す言葉として扱われます。
その結果、解説文の書きぶりも変わります。「◯月に転職の話が来ます」ではなく、「あなたには自分の役割を作り替えたくなる面があるとされます」といった文体になりやすいのです。西洋占星術の枠組みそのものは、当メディアの西洋占星術の基礎で扱っています。
「当たっていない」と感じるときに起きていること
出来事を言い当ててくれることを期待して読むと、この書きぶりは物足りなく感じられます。「ぼやけている」「どうとでも取れる」という感想が出てくるのは、読み手が求めているものと、文章が提供しようとしているものが噛み合っていないときです。
これは文章の質の問題でも、読み手の理解力の問題でもありません。当てにいく読み方を求めているなら、そもそも心理占星術の解説文はその用途に作られていない、というだけの話です。逆に、自分の中にある動きを言葉にしてほしいという読み方であれば、この書きぶりはむしろ合っています。
読む前に、自分がどちらを求めているのかを決めておくと落差が小さくなります。
出た解説文はどこから読む?

表示される鑑定文は、項目によってはかなりの分量になります。順番に読み下そうとすると途中で力尽きるので、次の3ステップで進めるのがおすすめです。
1自分の太陽・月・アセンダントの記載を探す
出生図をもとにした項目では、この3つに触れた記述が土台になっていることが多くあります。生まれた時間を入れていない場合、アセンダントの記述は目安として扱ってください。
2引っかかった記述を2つだけメモする
思い当たると感じた箇所でも、違和感があると感じた箇所でもかまいません。多くても2つに絞ってください。4つ以上になると、後で見返したときにどれが引っかかったのか分からなくなります。
3残りは保留にする
捨てるのではなく、判断を保留にしておくということです。食い違う記述があっても、どちらかを選び取らなくてかまいません。時期が変われば別の読み方ができることもあります。
円の図そのものの記号や線の見分け方は、この記事では扱いません。図の読み取りに困っている場合は、そちらを扱った解説にあたってみてください。
「当たる」と感じるとき・感じないとき

「当たるのか」を先に知りたい方は多いと思いますが、当メディアはこの問いに当たる/当たらないの二択で答えない立場をとっています。理由は2つあります。
ひとつは、心理占星術がそもそも的中を目的にしていないためです。出来事を言い当てる精度で評価しようとしても、評価する軸そのものがずれてしまいます。
もうひとつは、当たったと感じる仕組みに、読み手の側の働きも関わっているためです。誰にでもある程度当てはまる表現を、自分だけに向けられたものとして受け取りやすい心理の傾向が知られており、バーナム効果と呼ばれています。両面を含む言い回しは、どちらの面が強い人が読んでも心当たりが生まれやすくなります。
この仕組みを知っておくと、当たった記述に驚きすぎず、外れた記述に落ち込みすぎずに済みます。読んで自分の何が言葉になったか、という受け取り方のほうが、この種の解説文とは相性がいいと考えています。
有料メニューに進む前に確認したいこと

無料で選べる範囲を一通り使ってみて、それでももっと読みたいと感じたときに、初めて有料メニューを検討すれば十分です。急ぐ理由はどこにもありません。進む前に、次の4点を画面で確かめてみてください。
- 無料で見られる範囲がどこまでか、境目が画面上で分かるようになっているか
- 課金方式がポイント制なのか月額制なのか、選ぼうとしている項目がどちらか
- 月額制の場合、解約の方法が案内されているか
- 入力した生年月日などの扱いが、規約やプライバシーポリシーに書かれているか
特に月額制のメニューは、申し込む前に解約の手順まで確認しておくと後々の負担が減ります。金額の表示についても、税込か税抜かを含めて公式サイトの表示で確認してください。無料でどこまでできるかという全体像は、当メディアの占星術を無料で学ぶにはもあわせてご覧ください。
医療・法律・お金に関わる重大な判断は、占いではなく各分野の専門家にご相談ください。
自分の出生図をもっと深く読み解きたいときは

著名な占星術研究家の名前で出てきた文章なのに、自分の今の状況がそこに書かれていない——だから次に何をすればいいか分からない。この作成ページを試した方から出やすいのが、この種のもどかしさです。自動で生成される文章である以上、いま抱えている事情が入りようがないので、当然といえば当然のことでもあります。
この隙間を埋めるには、自分の状況を言葉にして伝えられる相手と話すのが近道です。電話占いヴェルニのように西洋占星術を扱う鑑定士が在籍するサービスなら、表示された鑑定文で気になった箇所をそのまま持ち込んで、いまの場面に引き寄せて話してもらえる場合があります。無料の範囲を使い切ってから考えても遅くはありませんので、選択肢の一つとして覚えておいてください。
ほかにどんなサービスがあるかは、当メディアの電話占いおすすめ比較で見比べられます。
鏡リュウジさんのホロスコープ作成についてよくある質問
※料金・特典等は執筆時点(2026年8月)の各公式サイト情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。本記事は鑑定結果や効果を保証するものではありません。
まとめ|まずは無料の範囲で出生図を出してみる
鏡リュウジさんの名前で提供されているホロスコープ作成は、生年月日と占いたい項目を選べば使えます。生まれた時間・生まれた場所・ニックネーム・性別は任意入力で、時間と場所を入れるとより細かい内容が案内される仕組みです。
無料で選べる鑑定の項目は複数あり、その先にポイント制と月額制の有料メニューが並びます。境目は画面上の表示で判断でき、無料の範囲だけでも十分に試せます。月額制を検討する場合は、申し込む前に解約の手順まで確認しておいてください。
読むときに覚えておきたいのは、心理占星術は出来事を当てにいく読み方ではないということです。「あなたにはこういう面があるとされます」という書きぶりを物足りなく感じたら、それは文章の質の問題ではなく、求めているものとの噛み合わせの問題です。太陽・月・アセンダントの記述から入り、引っかかった記述を2つメモして、残りは保留にする。
この読み方なら、長い鑑定文でも最後まで持ちこたえられます。